ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

三県の三秘湯で温泉三昧

2012-10-30 08:42:10 | 旅行・秘湯・巡礼 
10月23日、小雨の降り続く上信越道を 車は新潟の妙高高原インターで降りた。
やや早い蕎麦の昼食を池ノ平「芭蕉苑」で食べ、細い山道を燕温泉に向かった。
そこは紅葉がちょうど見頃、狭い温泉街の奧の駐車場に入り雨具を身につけた。
歩道を15分ほど上ると大きな吊り橋があり、その先の左に「河原の湯」がある。
真新しい更衣室は男女別だが、湯船は野天の一つだから もちろん混浴である。
雨で湯温は少し低いが大きさは十分、紅葉を眺めながら湯船に浸って暖まった。
駐車場に戻って、石階段のある別の登山道を4分ほど上ると「黄金の湯」がある。
よく管理されていて男女別々の更衣室と湯船があり、ビールを飲む事も出来た。

 
露天風呂に満足し、高速道を使って車は長野県に入り安曇野インターを降りた。
街道の途中で飲み物やつまみを買入れ、北アルプスの山懐にある中房温泉へ。
紅葉が見頃の山道は小雨が降り続き、標高1462mの中房温泉に4時半到着。
入室後は早速館外の露天「月見の湯」へ、戻って本館の半露天「大湯」に浸る。
夕食を済ませてからは、「大浴場」と「岩風呂」に浸って 部屋で酒盛りとなった。
この宿は温泉が有名で、源泉が幾つもあり周辺の山中にも温泉が湧出している。
内湯だけでも7箇所ほどあり、外湯と山の湯も含めると簡単には入浴しきれない。
朝は快晴、まず徒歩8分の「白滝の湯」に入り 本館「不老泉」に浸り朝食をとる。

いつもより早い8時半に出立し、安房トンネルを越えて岐阜の奥飛騨路を進む。
新穂高周辺は紅葉が最高。夜の雨も標高の高い所では雪だったようで、北アル
プスの山々は頂を白く輝かせ、紅葉の錦と絶妙なコントラストを見せていた。
ロープウエイで西穂高岳の肩まで上り、2156mから見る北アルプスは絶景だ。
時間がないので急いで下りて車に戻り、露天風呂で有名な蒲田川の川岸にある
「新穂高の湯」に立ち寄り入浴し、途中で遅い昼を食べ松本経由帰路についた。
「中房温泉は風呂が多過ぎ、全部に入る事が出来なかった」と、ひげ爺の独り言。
でも 婦人風呂に入れなかったのは、単に時間が足りなかった理由だけではない。
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高校同窓会ウオークに参加

2012-10-23 06:18:26 | 地域活動・つながり
10月20日、東武野田線の岩槻駅前に「いい年した親父達」が75人集まった。
それは、春日部高校同窓会が例年主催する「春高ウオーク」の参加者達だった。
岩槻は550年前、武将太田道灌が 関八州の北の守りとして城を築いてから栄
え、江戸時代には将軍の日光への御成街道の宿場町・城下町として繁栄した。
また、東照宮を造営した工匠が足をとどめて作り始めた人形が産業に発展した。
お城も街も時代とともに姿を変えたが、町並みには歴史が醸し出す情緒がある。
そんな岩槻の中心部を、ボランティアガイドに案内してもらいウオーキングした。

午後1時に受付集合し、会費を支払い資料をもらい 注意と説明のあと4班に分か
れて13時45分に出発し、早速「古い駅舎」と駅前の「からくり時計」を眺める。
少し歩いて太田道灌の騎馬像がある芳林寺、そこは道灌.氏資の霊廟があった。
街道に出て東玉の大正館から鈴木酒造へ、創業140年の酒蔵で見学と試飲だ。
続いて遷喬館、寛政時代の儒学者で岩槻藩士の「児玉南カ」が開いた私塾で後
に藩校となる。現存するのは開校当初に教場だった茅葺き屋根の建物である。

城方角に進むと「時の鐘」、寛文の時に城主阿部正春の命で建てられ幕府公認
の鐘楼となり、現在でも時を知らせているが 今は電気による自動操作だと言う。
さらに進み城跡に入るが跡形がない、沼に囲まれた平城だったため廃城後は埋
められて公園 道路 宅地 田圃になり、移転した城門や裏門が残るだけだった。
そして公園内の市民会館で懇親会、約7000歩の心地よい疲労感を味わった。
「そう言えば、裏小路(ウラコウジ)と言う名の一角があった」と、ひげ爺の独り言。
ここ岩槻には、浦高児(ウラコウジ)もいるが 春高児(カスコウジ)も多いはずだ。
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紅葉の谷川岳を空中散歩

2012-10-20 11:15:24 | 旅行・秘湯・巡礼 
夏が異常に暑く残暑も長かった今年は、紅葉が5~6日ほど遅れているようだ。
気象情報と紅葉の情報とを計り見ながら、10月15日「もみじ狩り」に出かけた。
女房とその姉夫婦に妹の5人、自宅を7時半に出発し北関東道から関越道へ。
目指すは天神平なのだが、その前に断崖絶壁を見せようと一の倉沢に向った
ら、ロープウエイ駅の先で歩行者優先のためといって通行止めになっていた。
紅葉も進んでいないので折り返して、目的地の天神平に登るロープウエイ駅へ。
駐車場は満車状態ながら、ゴンドラの乗車待ち時間は20分程度と順調だった。

ゴンドラで15分の空中散歩、上るにつれて紅葉も進むが付近はまだ4分程度。
着いた所は標高1319米の天神平、さらにペアーリフトを乗り継いで天神峠へ。
そこは1500米で紅葉も8分ほど、赤や黄色に染まった木々は見頃と言えた。
気温は12度ながら風がなく、寒さを感じずに紅葉と展望を楽しむことが出来た。
眼前に谷川岳のトマとオキの双耳峰、左に続く上越国境の二千米級の山並み。
目を右に転ずれば、雲一つない快晴の中で谷川の右に朝日岳があり その右遠
くに尾瀬の至仏 その手前右に武尊が見え、その右遠くには赤城の山が見える。

峠の展望所には若くはない人がいっぱいで、私と同世代の人で混雑していた。
20歳代のころ、スキーの初滑りで毎年のように訪れた懐かしい天神平である。
眺望出来る山々や谷川岳の名前の事 遭難者数の事など、慣れた風情で女房
達に説明していると 知らない年寄り達からいろいろ問いかけられる始末だった。
リフトで降りて天神平のビューテラスで昼食、食べたのは定番のカレーライス。
紅葉を惜しみながらロープウエイ駅に戻ると、下りは待つことなくすぐに乗れた。
「雪の多い1・2月は、下まで田尻沢を滑って降りたものだ」と、ひげ爺の独り言。
それはロープウエイ片道代を節約し酒代にしたもので、今回は節約不要だった。
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秩父札所めぐり 第二回目

2012-10-18 09:42:16 | 旅行・秘湯・巡礼 
本格的な秋を向けた10月15日、標高の高い山からは紅葉の便りも聞こえてきた。
快晴の空の下 8時過ぎに自宅を車で出発し、夫婦で秩父の観音霊場に向かった。
まず六番札所「ト雲寺」へ、街道から細い坂道に入ると竹林を背に本堂があった。
納経してから車を止め置くことを願い出て、「同行二人」で歩いて巡ることにした。
一番札所から山里の細い「鍵の手道」を下り、横瀬川を渡ってからは上りの坂道。
武甲山の懐の集落奧に、樹齢600年の大楓が見事な八番札所「西善寺」がある。
西武線に並行して道を下り、右に線路を越えて行くと九番札所「明智寺」がある。
横瀬の家並みを横切り、横瀬川を渡って上ると七番札所「法長寺」にたどり着く。
石段を上ると、札所中最大と云われる本堂があり 由来の牛伏せの石像がある。
納経したあとは、最初に車で上った道を10分ほどで一番札所の駐車場に戻った。
午前中予定の4ヶ寺を歩いて回り、万歩計は7,900歩 時刻は12時30分だった。

再び愛車に乗り、横瀬から秩父市に入った所のショッピングセンターで昼食をとる。
一休みしたあと、駐車場に車を置いたまま午後の参拝を13時半から歩き始める。
駐車場から見える丘上の十一番札所「常楽寺」を参拝。下の国道に戻って東に向
かい坂氷の交差点を左折し、途中から裏道を進むと十番札所「大慈寺」前に出た。
参道から石段を上り楼門をくぐると本堂があり、「身代わりおびんづる様」が有名。
来た道を十一番の登り口近くまで戻り、羊山公園を左に巻くように家並みに入る。
案内板に沿って10分ほど進むと、左手に十二番札所「野坂寺」の山門前に出る。
門前には桜が植えられ、良く手入れされた境内には水鉢に蓮が植えられていた。
帰りは来た道に並行した大通りを戻り、ショッピングセンター「ウニスク秩父」へ。
車に戻ると、時刻は15時10分で 歩数は午前と合わせて合計14,200歩だった。
『襟には輪袈裟をかけて歩いているが、別に大袈裟ではない』と、ひげ爺の独り言。
山里では地元の人が声をかけてくれる、それが大袈裟でないから気持ちが良い。

コメント (3)
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東北支援 「杜の賑」を鑑賞

2012-10-16 07:14:51 | 地域活動・つながり
「杜の賑い」は 地域伝統芸能を舞台演出するJTBのオリジナルイベントと言える。
昭和56年に、JTBの創業70周年を記念して「地域伝統文化の保護」や「地域観
光の活性化支援」などを目的に誕生し、その後も全国各地で開催を続けてきた。
120回を迎えた今回の「杜の賑い」は、東北の復興支援とJTBの創業100周年
を記念して、福島の飯坂温泉で10月13・14日の両日に計4回が開催された。
ひげ爺は入社同期の仲間と、東北支援ツアーに参加して「杜の賑い」を鑑賞した。

ツアーは新宿出発だったが、遠いうえに早朝のため現地参加扱いにしてもらった。
家を12時前に出発、JRの普通電車を乗り継ぎながら利用し福島に向かった。
栗橋 宇都宮 黒磯 郡山で乗り換えて、この日は猪苗代駅に15時42分に到着。
秘湯めぐりで使った「青春18切符」気分も、乗車時間帯が良くて全区間座れた。
宇都宮に向かう車中で席を隣にしたリック姿のご夫人は、岳温泉に行くという。
紅葉を求め安達太良山に登るとの事、郡山まで遠慮がちの「同行二人」となった。
その紅葉にはまだ少し早く、標高700メートルの猪苗代高原は青葉模様だった。

その夜は同期の親睦会、翌日はツァーバスで「杜の賑い」会場の飯坂へ向かう。
会場入口では青森の「ねぶた」が出迎え、東北六県の産物等が店を出していた。
11時に開演、地元地域の芸能を中心にハワイアンダンス 飯坂八幡神社太鼓 新
田愛宕神社獅子舞 いわき湯本温泉念仏踊り 地元そうらん踊り 沖縄エイサー 常
磐炭坑節 盛岡さんさ踊り ほかに民謡や演奏に創作舞踊のコラボが披露された。
「復興は祈念で創業は記念、キ チガイではなく大真面目だ」と、ひげ爺の独り言。
ひげ爺は震災後1年半で、福島県だけでも宿泊旅行5回と日帰り旅行を2回した。
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旧友集う BBQイン軽井沢

2012-10-09 08:55:57 | 地域活動・つながり
秋も本格化してきた10月7日、青春をともにした旧友達が軽井沢に集まった。
同級生がほぼ毎年温泉宿で行っている親睦会、その番外編と言うことになる。
前回の余韻から、今回は友人が持つ軽井沢別荘でやろうと云うことになった。
そして自炊を楽しむ旅の名は、「バーベキュー・イン・軽井沢」と名付けられた。
「質実剛健・忍耐剛毅」が校風の男子校卒だから、気さくな仲間意識がある。
親睦の目的意外には 食べ物や寝床などに贅沢な願望があろう筈もないのだ。

2カ所から参加者7名を乗せた車2台は、上信越道の甘楽パーキングで集結。
横川SAで昼食を食べながら別荘でのあれこれを相談し、軽井沢のスーパーと
酒屋に立ち寄り、食材と飲み物を購入して2時半に千ヶ滝の別荘に到着した。
標高1100メートルの別荘付近は、吹く風も爽やかで秋の気配を強く感じた。
早速準備設営に取りかかり、3時半頃にはバーベQを開始し酒も飲み始めた。
不細工な男達にも意外な調理経験があり、肉に魚貝に野菜等を洗っては刻み
レンジにかけて、網焼きと鉄板焼きの「つまみ各種」が出来上がっていった。

過ぎるくらいに食べて飲んだ後、ひと休みしてから近くの温泉施設に向かった。
その「トンボの湯」は、連休を楽しむ客で行列が出来るほどの盛況ぶりだった。
露天風呂などに1時間ほど浸り、また8時半から飲み直しと食べ直しになる。
風呂に行く前に仕込んでおいた「山形風芋煮」と「コシヒカリの新米」で・・・・。
仲間には色々な才能や話題の持ち主がいて、深夜まで楽しい歓談が続いた。
「風呂は人がゴロゴロ芋洗い、鍋には里芋がゴロゴロだ」と、ひげ爺の独り言。
持ち込んだ物はほとんど消化し 年齢は老いてきたが 物はおいて来なかった。
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秋の菜園は育成と収穫と

2012-10-02 07:57:29 | 家庭菜園・庭・花 
猛暑続きの長かった夏もやっと終わり、本格的 秋がやってきたようである。
一昨日の十五夜の夜に、強い台風17号が関東を縦断し通り過ぎていった。
地域の主要作物である「コシヒカリ」は、豊作のうちに収穫を終わっている。
ひげ爺菜園では、秋野菜の収穫を始めながら冬野菜の育成も行っている。
夏野菜のキュウリやスイカ カボチャは、収穫を終えてすでに後片付けした。
トマト ナス オクラ ピーマンが、まだ実を付けているので収穫が続いている。
深根への誘導と十分な元肥によって、暑さ負けせず驚くほど元気なのだ。

秋を迎えて収穫を始めた野菜に、三種類の里芋と小松菜や山東菜がある。
育成中の野菜では、春まきの下仁田ネギとお盆前に播いたレタス キャベツ
カリフラワー、お盆後に播いた白菜 ブロッコリー 秋播きジャガイモなど。
また、昨年から二度の移植をしながら栽培している深植えの長ネギがある。
冬の汁物や鍋料理では、これらの自家作野菜が主役を務めることになる。
9月初旬に播いた 大根 ほうれん草 山東菜も葉茎を伸ばし、お彼岸後に時
差付きで播いた二番手大根 ほうれん草 小松菜も順調に芽を出している。

そこには、収穫中野菜と育成中野菜のほかに柿等の果樹が同居している。
欲張り菜園の苗床では、来春の収穫に向けて春菊 タマネギ かき菜 キヌサ
ヤが芽や葉を伸ばし、Ⅰ年後に向けた根深の長ネギの種も芽を出している。
一方で害虫や雑草が、野菜に負けずと一雨ごとに元気なので困っている。
とりわけ害虫は、新しい外国籍の「外虫」が多く 日本語が判らない連中だ。
「野菜の無農薬栽培は難しく、そこでの私は無能役だ」と、ひげ爺の独り言。
ネットにシートにハウス等、無能ではなく 「低農薬=低能役」栽培している。
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