ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

年の瀬を迎えた家庭菜園

2014-12-30 08:46:06 | 家庭菜園・庭・花 
年の瀬を迎えて 行事や作業も多く、何かと気ぜわしい気持ちになってくる。
この時期の我が家は、サンタさんでなく「サンザ クロウスル」 がやって来る。
父の命日と大掃除、庭木の職人さんも入るし 畑の冬仕事も急ぐことになる。
その一つが菜園で、正月野菜を収穫して 残る野菜を保存する仕事がある。
秋ジャガイモとサトイモの保存は、芋株の畝に土をかけて菰とビニールで覆
って凍結と降雨を防ぎ、必要な時に食材として掘り出し種イモも保存する。
そのほか、大根は全量の半分を 差しあげたり収穫したりして食べてきたが、
残ったもの全部を先週末に抜き取って、土の中に並べて埋め込み保存した。
天候に左右されながらも、大方の仕事は予定通り片付き 一段落したところ。

冬野菜の主役と云える白菜は、すでに20個程を収穫し 残りは25個くらい。
年明けにも全量収穫し、納屋に取り込み保存して3月初旬まで食べ続ける。
霜で旨みを増した長ネギは、寒さに強いので畑に置いて採りたてを食べる。
そして春が始動する前に、収穫して納屋で保管すると 4月まで食材になる。
キャベツとレタスもあるのだが、結球が未完成なので これは持参できない。 
我が家のお歳暮と云える野菜を、先週末の27日に親戚5軒にお届けした。
それは、白菜・八ッ頭・大根・長ネギと 一部にキクイモ 小松菜になった。
根菜類は土埋めで凍結から守るが、ひげ爺は 下着を新調して寒さ対策だ。
『未年にちなみ、羊毛 カシミヤ 化繊の混紡物にした 』 と、ひげ爺の独り言。
そしてウマ年の別れを惜しむ馬競争、有馬記念も「ウマく」 はいかなかった。
  *一年間 誠に有難うございました。どうぞ良いお年をお迎えください。
  
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渡良瀬遊水地なう 〔寒湖〕

2014-12-23 08:23:41 | 地域活動・つながり
初雪も降るなど寒さが本格化した中、土曜と日曜に渡良瀬遊水地を訪ねた。
谷中湖は風もなく、寒々しい湖面越しに冠雪した赤城山が陽に輝いていた。
湖岸には、ワカサギ目当ての釣り人と カヌーを練習する高校生が見られた。
期待していた渡り鳥は、数年前よりも大分少なくて群れも小さく数も少ない。
ラムサール条約に登録された途端、水鳥が減ってしまったという 困った話。
渡り鳥でないカワウやカラスが多くて 、探鳥目的の来場者に申し訳がない。

それでも 静かな水面を見ると、マガモの群れが あちらこちらに漂っている。
マガモの群れから離れて、カンムリカイツブリが 潜ったり浮んだりしている。
林が風をよける遠い湖面には、ホシハジロやカルガモ等 もいるようだった。
しかし私の望遠カメラでは、姿や色が確認できるまでは 引き寄せきれない。
足を進めた中央広場の木枝では、ヒヨドリが美声とは言えない鳴声を連発。
隣の低木の小枝では、ホオジロの三羽ほどが忙しく飛び回って遊んでいる。
周辺の草ッ原を見ると、丸々と太ったツグミやキジバトが餌をあさっていた。
また一段小さい鳥ハクセキレイが、ちょろ~ちょろ~と 跳ね歩きをしていた。

話は変わるが、ハート型谷中湖を 空から見て貰うという企画が発案された。
市内の利根川堤防にある カスリン公園を、「恋人の聖地」にしようと云う話。
ハート湖が「恋湖」公園の桜は「恋桜」、作曲家「下総皖一」の恋をからめて
結婚式を行い、新郎新婦が軽飛行機でハート湖上空をフライトして愛を誓う。
『渡り鳥の帰った3月から、新婚オシドリがやって来る』 と、ひげ爺の独り言。
主催と応募先は、利根川河川敷で活動する「加須グライダークラブ」が行う。
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第47回衆議院選の実施

2014-12-16 08:12:25 | 社会・経済・国際 
年の瀬を迎えた一昨日の14日(日曜)に、第47回衆議院選挙が実施された。
11月初旬ころ、解散総選挙の話題はあったが 疑問視する見方も多かった。
自民党内では、前回大勝と過去の振り子現象から議席減が心配されていた。
中旬には解散ムードが一気に高まり、22日に 安倍首相は解散を表明した。
任期2年を残した解散で、選挙の大義や争点などに やや明確さが欠ける中、
2日に公示された選挙は、首相と与党が主導する選挙戦となって始まった。
選挙戦の序盤報道は、自民の圧勝と民主の思わぬ伸び悩みを報じていた。

今回選挙の特徴は、政権離脱後の民主党はじめ野党が内部事情によって政
策や体制作りが遅れ 本来の政権選択を問う選挙にならなかったことである。
「みんな」は解散し「生活」は離散、選挙協力も強固なものにはならなかった。
選挙の争点は、現政権が進める「アベノミクス」の是非を巡っての戦いとなり、
政策や実績に批判と相互攻撃が入り混じって、判りにくい論戦になっていた。
選挙戦終盤の報道も、自民党の堅調ぶりと民主党の伸び悩みを伝えていた。

そして結果は、自民公明で公示前議席を守り政権が信任された形になった。
党別議席は、自民293⇒291 公明 31⇒35 民主は62⇒73 維新 42⇒41
共産8⇒21 他26⇒14となり 与党計が326に対し野党計は149となった。
共産党を除く野党にとっては、不本意な戦いであり 不満足な結果であろう。
毎回の「振り子現象」も困るが、野党の数だけ多くても弱小ばかりでは困る。
『1強多弱と云うが、責任野党の存在も必要かと思う 』 と、ひげ爺の独り言。
今後は、野党再編への模索 小選挙区制と定数 下がる投票率等が課題だ。
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絹産業遺産群を巡る 〔5〕

2014-12-09 08:06:58 | 旅行・秘湯・巡礼 
本格的な冬型気圧配置になり、日本海側は平野でも大雪に見舞われている。
関東地方は冷たい風はあっても 晴天の6日、家から車で小旅行に出発した。
富岡市内の駐車場に10時に到着、以前とは 街の様子が少し変わっている。
製糸場が世界遺産に登録されて、街に活気が出ていることが はっきり判る。
お目当ての「富岡製糸場」へ、まず東繭倉庫に入ってガイダンス展示を見学。
中庭にある木造乾燥場は、春先の思わぬ大雪でつぶれた状態になっていた。
西繭倉庫を眺めて戻り、団体についてボランティアの説明を聞きながら 検査
人館と女工館と繰糸場を見学し、さらに ブリュナ館や診療所等を見て回った。

見学後は街中を歩き、龍光寺と海源寺で官営時代の女工さんの墓を廻った。
いずれの墓も、各地から来てこの地で亡くなった人が 大切に葬られていた。
富岡での昼は、名物「こしね汁」をお椀半分と十割蕎麦でカロリーオーバー。
「こしね」とは、地元産品のコンニャクとシイタケとネギの頭文字を取ったもの。
午後は車で移動し、甘楽町の小幡にある「旧小幡製糸レンガ倉庫」を訪ねた。
ここ小幡は織田信長の三男「信雄」の城下町で、以降も子孫が所領してきた。

続いて、製糸場とともに世界遺産になった藤岡市の「旧高山社跡」を訪ねた。
石垣上の長屋門をくぐると、養蚕の教育場だった住居兼養蚕室が見学できる。
それぞれの絹遺産は 観光客誘致に熱心だが、まだ単独の「点」観光にある。
富岡製糸場を核に観光魅力を広域化し、点から線 そして面へ拡げてほしい。
『繭(点)が生糸(線)からやがて織物(面)になったように・』と、ひげ爺の独り言。
予定通り日程を消化し、北関東のシルクロードならぬ 高速ドーロで帰宅した。
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上諏訪の湯と岡谷の散策

2014-12-02 09:05:34 | 旅行・秘湯・巡礼 
新宿発12時の「スーパーあずさ」に、弁当持参の同僚9人が乗り込んでいる。
JTBに同期入社した古希の男仲間が、忘年会を兼ねた親睦旅行に出発した。
車窓の左手に冠雪した富士山が見え、右には八ヶ岳の峰々が美しく望めた。
上諏訪駅で先行組と合流し、ホテルのバスで 諏訪大社を参拝し宿に入った。
その宿は、絹産業財閥「片倉」の五代目が経営する 「諏訪湖ホテル」である。 
絹で栄えた当時の迎賓館施設は、天皇陛下をはじめ貴賓客が宿泊している。
現代風ホテルを増築したが、昔の建物も残しているので 品格が漂っている。
隣地にある温泉施設「片倉館」は、当時の洋風建築で文化遺産になっている。
宿から庭下駄をはいて行って、丸柱にタイル張りの「千人風呂」で汗を流した。
夕食の料理はもちろん 器や演出にも納得、二次会は飲んで歌って楽しんだ。

翌日のこと、旅の日程を決めて来た暇な人間は 私一人だけのようであった。
私は今、北関東の絹産業遺産を巡っているので 岡谷の街歩きがしたかった。
朝食後 JRで岡谷に移動し、市内にある絹関係遺産の幾つかを見て回った。
最初は駅から左手方向に歩き、それほど遠くない「旧林家住宅」を外観見学。
駅に戻り、10時開店の観光案内所でマップをもらい街中に足を進めた。
中心街から「山一林組製糸事務所」を訪ね、さらに進んで製糸家尾澤福太郎
が寄贈したという「旧岡谷市役所」を見た後、「岡谷蚕糸博物館」を見学した。
駅に戻ると丁度良い特急があり、名物のウナギも食べず 車中の人になった。
「額に汗した10,520歩は、消費熱量598kcal だった 」 と、ひげ爺の独り言。
上諏訪は同期仲間と回顧の旅で、岡谷は絹遺産を見る蚕(カイコ)の旅だった。
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