ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

稲刈りと珍客「コウノトリ」

2015-08-25 08:08:59 | 家庭菜園・庭・花 
今年の夏は酷暑続きだったが、このところは 秋の気配を感じるようになった。
日中の気温も下がってきたが、特に早朝の気温が下がり 凌ぎやすくなった。
ひげ爺の住む地域の景色は、お盆を過ぎて急にその姿を秋へと変えている。
15日に開催したオニバスフェスタ も 無事終わり、絶滅危惧種オニバスの花
もそろそろ盛りを過ぎ、今月末には花の数も減って 形や色も弱くなるだろう。
オニバスの花が盛りを過ぎると、田んぼでは 稲刈りが真っ盛りになってきた。

順調に育ってきた稲は、夏の猛暑によって例年より早めに稔を迎えたようだ。
北川辺地域の銘柄米「コシヒカリ」は、早い農家で18日から稲刈りをはじめた
が、全体的には天候に恵まれた先週末から稲刈りの最盛期になった。
収穫作業の流れは、田んぼで稲穂のみのり具合と朝露の乾きを見て 昼を挟
んで コンバインで稲の刈り取りと脱穀、収穫し搬送したモミを夕刻から夜間に
乾燥機で乾燥し、翌日の午前には 籾摺り作業と選別作業をして玄米となる。
ある専業農家の話しでは、今年の作柄は上々で 質量ともに平年並みという。

そんな稲刈りの終わった田んぼに、20日から珍しいお客さんがやってきた。
その客とは「コウノトリ」の1羽と、さらにその鳥を撮ろうという写真愛好家達。
コウノトリは、稲を刈った後の田んぼで どじょう等の餌採りをしているらしい。
昨年の10月にも、渡良瀬遊水地で コウノトリ7羽の飛来が確認されている。
『生育地が限られている鳥、何処から飛んできたの?』 と、ひげ爺お独り言。
今回は1羽なので 千葉の野田市からか、はたまた兵庫県の豊岡からか?。
別の「こうのとり」は、鹿児島から宇宙の国際ステーションまで飛んでいった。
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ひげ爺的こころ&熱中症

2015-08-11 08:56:12 | 食楽・年金ライフ 
今年の夏は全国的に猛暑に見舞われ、私の住む地域も毎日が酷暑続きだった。
関東平野の真ん中に位置するそこは、大きな盆地のそこのような位置にあたる。
上越国境にある連山が壁になり、南からは夏の陽射しと熱い空気を送って来る。
そこにある館林市や熊谷市は、連日のように関東での最高気温を記録している。
ましてや気温高ランクの日本一が報道されると、ますます暑苦しい思いになる。
館林のショッピングモールに現れた看板は、気温が日本一の日には特売をする
とある。 しかし暑さ日本一も特売も期待しないのが、ひげ爺的こころだ。

猛暑続きでは生活ペースも狂いがち、私のかみさんも熱中症になってしまった。
ウーロン茶での水分補給と高血圧症に配慮した減塩食が、良くなかったようだ。
私の日課である朝食後の早歩き散歩も、近頃は予定の半分で終わらせている。
庭や菜園の仕事は滞りがちで、雑草はよく伸びるしカラス達は果実を狙ってくる。
夕方からは雷さまがやってきて、ピカピカゴロゴロと 驚かされ続けることになる。
さらに 地震が加わっては、ひげ爺的こころは「こんな生活はもうイやだ 」となる。
それでも夏野菜の収穫は続く、暑さで変形したのか「熱中症野菜」の姿も現れる。

暑い熱いと云っているが、甲子園では高校球児達が 熱い戦いに熱中している。
クーラー付けて グータラしていたら、8日が立秋で 暦上では秋になったという。
そしてこの日から、暑中見舞いから残暑見舞いへと 挨拶が変わるのだそうだ。
そう云えば 三日前から気温も下がって、朝晩は凌ぎやすい気温になってきた。
『まだ残暑は続くが、お盆を過ぎたら 秋野菜に熱中しょう 』と、ひげ爺の独り言。
水田では稲穂が垂れてきた、2週間後の農家は 稲刈りに「熱中」する事になる。
  *次週はお盆のため、ブログはお休みします
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オニバス開花・神崎町視察

2015-08-04 08:43:46 | 地域活動・つながり
北川辺地域の中央部に 絶滅危惧「オニバス」 の自然生育地 があり、その保
護を目的にした 任意組織が、旧北川辺町時代から 行政と連携した活動を行
っていて、その努力によって自生地を広げながら貴重種植物が守られてきた。
関わりのなかったひげ爺は、何時からとはなしにその活動に参加している。
その「オニバスの会」の活動は、自生地と周辺の除草作業やオニバスの成育
状況の観察に加えて、開花期に来場する人のために ガイドなども行っている。
そして 7月下旬からは、開花期を迎えたオニバスが可憐な花を咲かせている。

また 活動の一環として、他県にあるオニバス自生地を訪れ 参考にしている。
今年は28日に、千葉の神崎町の自生地で 生育状態や保護などを視察した。
そこは 利根川に沿った水田地帯で、圃場整備の水路工事の際に忘れていた
オニバスが蘇ったこと等、環境や条件が北川辺に酷似している所だった。
職員の説明では、神崎町として 特別な保護活動は行わず、水路や公園を保
全するための除草や水辺管理を行うだけで、オニバスは 自然に任せた状態
と云い、天の川公園のオニバスは 自生範囲も狭く 生育も弱い状態に見えた。

さて 北川辺の自生地では、開花を迎えて 土日のオニバスガイドも始まった。
この春に復元池で土方仕事をしたが、結果はオニバスが元気よく育っている。
衰退した原因や復活した理由を探し、この後の保護活動に役立てたいと思う。
試験田は雑草に害され大きさはやや不満ながら、花の数は十分に出ている。
『8~10時が見ごろ、熱中症に注意して お越し下さい 』と、ひげ爺の独り言。
また8月15日(土)の午前中は、小さな「オニバスフェスタ」を 開催しています。
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