ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

ひげ爺の手づくりジャム

2014-08-26 07:35:46 | 食楽・年金ライフ 
いろいろなことがあった今年の夏だが、特に広島の土砂災害には心が痛む。
豪雨による災害は、水害の危険がある所に住んでいる私にも共有感がある。
西アフリカではエボラ熱が止まず、中近東やウクライナでは戦闘が止まない。
そんな夏から秋になり、文化 芸術 みのり 味覚 スポーツ等の季節を迎えた。
この日は、収穫したブルーベリーとブラックベリーの ジャムづくりに挑戦した。

先ずブルーベリー、生食しながらも残った分で冷凍保存した総量が約1kg。
実を鍋に入れ 煮込みながら灰汁を取り、砂糖660gとレモン汁と塩を少々。
しばらく煮込んで とろみが出たら、瓶に流し詰めて 一時だけ逆さ置きする。
出来たブルーベリージャムは 小瓶3個に 中瓶1個、家族用にちょうど良い。
ブラックベリーは、グリーンネットを兼ねて3年半前に植えた2本からの収穫。
次から次と実をつけて、収穫しては冷凍した量が 5,200g にもなっていた。
その実を洗って寸胴鍋に入れ、ブルーベリーの鍋と並行してのジャム作り。
水を400g 加えて40分程煮込んだ後、種や芯を取り除くための 濾し作業。
濾した液体に、砂糖2500g とレモン汁に塩少々を加えて 煮ること2時間。
トロミを見て器詰め、小瓶9 中瓶1 小タッパ3 大タッパ1 の ジャムが完成

酸味のある果実は、トロミ成分のペクチンを含んでいてジャムに適している。
さらにレモン汁を加えることで、甘味と酸味に ほど良い風味が加わるという。
風味を加えるという成分の名が、何と「喰えんさー」 と 云うのだから驚きだ。
『いや間違えた、喰えんさーではなく クエン酸だった 』 と、ひげ爺の独り言。
糖尿が気になる ひげ爺さんは、甘いジャムをあまり喰えない クエンさんだ。
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ひげ爺菜園の夏野菜〈4〉

2014-08-19 09:14:49 | 家庭菜園・庭・花 
お盆までは暑さも厳しかったが、先週末からは涼しさを感じる日も増えてきた。
周辺の田圃は、稲の実入りが一気に進み「みのりの秋」の景色になっている。
早生種の稲刈りが始まったので、来週からは コシヒカリの刈り取りが始まる。
ひげ爺菜園でも、その主役は夏野菜から秋野菜へと 徐々にシフトをしている。
それでもハウス内のキュウリとトマトは、相変わらず毎朝の収穫が続いている。
この分なら、キュウリは秋の彼岸過ぎまで トマトは10月初めまで採れそうだ。

露地のナスは、1本はそのまま収穫を続けるが 残りの2本は茎を切り詰めた。
枝葉が寂しいほどに剪定したが、新しい枝の先につく「秋ナス」が目的にある。
カボチャにオクラは今が最盛期で、まだ茎や枝を伸ばし 花と実を付けている。
また、果樹の下でシソが葉を茂らせ 裏庭では茗荷が花芽を出し続けている。
スイカとインゲンは収穫が終わり、使ったシートやネットは片付け更地にした。
夏野菜ではないが、長ネギは昨年秋から 里芋は4月から栽培を続けている。
長ネギは、3月に植え替えて育ったものを 7月末の暑い時期に再度移植した。
里芋は 土垂れ芋と八つ頭で、夏に土かけと施肥と水やりして順調に生育中。

そして17日に大根の一番手の種を、昨日には小松菜とレタスの種を播いた。
一部の夏野菜収穫が続く8月下旬に、秋ジャガや白菜などの種まきを予定。
欲張りで場所があるから、二人暮らしには余計な物まで何故か作ってしまう。
雑草と闘った夏の終わると、夏野菜と秋野菜が交わる畑は模様替えの時だ。
『内閣改造は来月らしいが、菜園の改造はお盆前から 』 と、ひげ爺の独り言。
顔ぶれは、夏野菜に「果菜」類が多く 秋野菜には「葉菜」「根菜」 が多くなる。
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渡良瀬遊水地 なう[暑秋]

2014-08-12 07:47:16 | 地域活動・つながり
暑さが続くものの暦では立秋となり、吹く風にも秋の気配を感じることもある。
台風11号が 四国から北陸を抜けた11日、快晴の渡良瀬遊水地を訪ねた。
ヨシ原が風になびく鷹見台では、車の窓越しのすぐ近くにチュウヒが現れた。
急いでカメラを取り出して車から降りたが、飛ぶ鳥の姿をなかなか狙えない。
近距離で動く被写体に戸惑っていると、新赤麻橋の欄干に降りて留まった。
距離は30メートルほど、望遠カメラを持参してこなかったことが悔やまれた。
間もなく別の一羽がやってきて、二羽がそろって悠然と飛び去ってしまった。

車に乗って 史跡ゾーン入り口に戻ると、月曜日で車ゲートは閉じられている。
道端のスペースに車を停めて、そこからは歩いて進入した後に西谷中橋を渡
りウオッチングタワーから 子供広場・谷中村史跡ゾーン一帯を歩いて回った。
学習センター脇の陽の当たる所で、木槿(むくげ)が花の盛りを迎えていた。
草原の中ほどには、絶滅危惧種の「アゼオトギリ」が 小さな黄色い花を咲か
せ、別場所では「ホソバオグルマ」が 花の終盤を迎えようとしていた。

コブシの木が陰を作っていたが、その実がカラスの好物になっているようだ。
実を自転車道に落とし、車輪に踏んでもらって殻を破るという知恵者ぶりだ。
また一帯には栃やクルミも何本かあり、いずれも実をつけて秋を待っている。
旧役場跡にあるクルミはオニクルミで、間もなく実が熟す時期になっている。
自然な落果を待てない人が、叩き落として採ろうと そろそろやってくる頃だ。
「カラスは車輪に殻を割らせ、人は道具と手で殻を割る」と、ひげ爺の独り言。
木も実も硬いクルミ、真面目で硬い私が 最初に使ったスキー板はヒッコリー。
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地域が行う「もがり」作業

2014-08-05 07:45:04 | 地域活動・つながり
利根川沿いにある私の住む地域は、堆積土によって肥沃な平野になっている。
砂を含む土と ゆるやかな傾斜と豊富な川水が、米作りに適した農地になった。
先人は洪水と闘いながら、早い時点から水路や農地の整備に取り組んできた。
そしてコシヒカリの栽培に努力し、優良米の産地として認められるようになった。
そんな土地柄もあって、農業用水路の雑草等を取り除く住民共同作業がある。
それは「モガリ」 と言う作業で、北川辺地域の全自治会が参加し一斉に行う。
真夏の期間に二度ほど行われが、その二回目が3日の日曜日に実施された。

地域には、利根川の水を引き入れる用水路と 落とし水排水路が縦横にある。
稲作には重要な水、その水と水路を守ることが地域社会を守ることにもなる。
農業用パイプラインが設置されてからは、用水は主要幹線だけに流している。
その主要用水路の機能を維持するため、藻や草を除去/清掃する作業である。
地区ごとに 割り当てられた水路の清掃を、自治会会員が総出で一斉に行う。
昔から「モガリ」と呼んでいるが、作業の内容から思うに「藻狩り」なのだろう。

ある人は、エンジン付「刈払機」で 水路脇や堤防下部の草を刈り取って行く。
ある人は、小さなカギ手の付いた柄の長い熊手で 水路の水草を抜き上げる。
ある人は、草刈り鎌を持参し 水路脇や公園の雑草を取り除いては片付ける。
農家の人も非農家の人も、機械や道具を使うに慣れたもので 要領よく進む。
涼しい早朝の7時から始め、気温の上がる9時半頃に終わり休憩歓談する。
「そこの会話と交流が、いいコミュニティーを作っている 」と、ひげ爺の独り言。
人間は群れの動物で日本人は農耕民族だということを、証明する日でもある。
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