ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

彼岸を避けての野良仕事

2014-03-25 09:12:28 | 家庭菜園・庭・花 
今年の2月は雪や雨の日が多く、畑や果樹の作業等が例年より遅れていた。
2月下旬から行う果樹の剪定も、3月中旬に やっと終わるという状態だった。
その間に 春菊やホウレンソウや小松菜を収穫しながら、イチゴ苗を定植した。
寒さや雨のため 野良気分は上がらず、彼岸を前に 慌てて始めると云う始末。
急に伸びた雑草取りと空地の耕作、さらに施肥や種まきなどで忙しくなった。
それでも、春彼岸の期間中は 作業を避ける慣わしなので軽作業だけになる。

彼岸前の14日にジャガイモを植え付け、前日 切り分けて種用処理した男爵
とインカノヒトミの計4キロ。その一部を早期収穫用に黒マルチで覆った。
15日に小松菜 山東菜を露地播きし、他日は草取りと耕作が作業になった。
気温の上昇は有り難いのだが、同時に雑草が元気になってひげ爺を悩ます。
彼岸入りの19日に、 ハウス内で キャベツとレタスとブロッコリーの種を角鉢
に筋播きし、21日は 蔓あり種とモロッコ種のインゲン2種を ポットに播いた。
そして昨日の24日は、冬の鍋具材用に下仁田ネギの種を少しだけ播いた。

彼岸明けから、畑の秋ジャガイモと 土埋め保存した大根に里芋を掘り出す。
そしてハウス内では、4月中旬のトマトと胡瓜の定植に向けた床作りの作業。
3月末にはカボチャ種を播き、時間的に芽を出した野菜の苗づくりが本格化。
続いて 畑に里芋とキクイモを植え付けるころ、露地での野菜づくりが始まる。
その間も続く 厄介な雑草取り、それは秋まで 「親の仇」とも思って汗を流す。
『時間=自汗と労力=老力とで、野菜は買った方が安い 』と、ひげ爺の独り言。
4月から上がる消費税、でも 夫婦で菜園を守る我が家は「少子税」が欲しい。
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県の水産研究施設を訪問

2014-03-18 07:08:42 | 地域活動・つながり
今年3月の気候は、例年にない寒さが続くとともに記録的大雪に見舞われた。
まだ春の陽気ではないが、地元にある川魚の試験場「水産研究所」を訪ねた。
それは、加須市が主催する「ボランティアガイド講座」で見学する機会を得た。
正式名称は、河川漁業研究の「埼玉県農林総合研究センター水産研究所」と、
観賞魚市場「埼玉県養殖漁業協同組合水産流通センター」の二施設になる。
いつも施設に接した道路を車で通ってはいたが、見学するのは初めてだった。

水産研究所では、川魚に係わる漁業の普及指導や生息環境の保全と産卵放
流技術などに取り組んでいる。また金魚や錦鯉など観賞魚の品質向上と育成
研究、さらにホンモロコなど食用魚の生産拡大に向け技術開発している。
そもそも貴重なたんぱく源の川魚は、内陸の低地と必然的な組合わせだった。
施設の一棟に、この地域で生息する 川魚や珍しい金魚類が展示してあった。
屋外施設としては 生簀が多くあり、錦鯉や金魚の稚魚育成が行われていた。
ところで、ホンモロコは琵琶湖固有の魚なのだが現在琵琶湖では姿が見えず、
埼玉県が稚魚の生産地になり その養殖と成魚の食品化の地にもなっている。

もう一つが水産流通センターで、この日も 魚の「セリ」を見学する事が出来た。
初めに錦鯉のセリ市が行われ、続いて金魚で最後がメダカ類のセリ市だった。
これから本格的な季節を迎えると、4月から毎週水曜日がセリ日になると云う。
その規模は東日本で最大とのこと、私は全く知らなかったので改めて驚いた。
「知って驚いた私は、眼はデメキンで顔がシシガシラに 」 と、ひげ爺の独り言。
観賞魚に興味ないが、食い意地の強い私は ホンモロコの雑魚煮が大好物だ。
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西国観音霊場巡り 第七回

2014-03-11 07:18:12 | 旅行・秘湯・巡礼 
京都から特急で西北に進むと、陽が射したり小雪が舞ったりする天候になった。
天橋立のホテルに荷物を預け、時間と天候が心配だったのでタクシーに乗った。
阿蘇海対岸の山腹に行くと、豪壮な西国二十八番霊場「成相山成相寺」がある。
小雪の降るなか参拝を終わると、雪は止んできたので 帰り道は歩くことにした。
バス道を傘松公園に下り急坂道を府中に降り、松の美しい砂嘴を歩いて宿まで。
日本三景の天ノ橋立も、この日に限っては「雨の橋立」いや「雪の橋立」 だった。
2時間半歩いた後は、温泉と 季節の名産「松葉ガニ」 の食べ尽くしに満足した。

翌日は小雪が降る一日とのこと、レインウエア―を着込み 完全武装での出発。
智恩寺文殊堂を訪れてから鉄道で東舞鶴へ、駅からタクシーで西国二十九番札
所「青葉山松尾寺」に、京都 福井の県境山道に雪は積もっておらず無事到着。
雪は止んできたので、帰り道はザックを背に歩くことにし タクシーは乗り捨てた。
山門から急な石段の上に立派な本堂があり、本尊馬頭観音を拝んで納経した。
約1時間歩いて松尾寺駅に着く、コンビニの弁当を無人駅舎で食べて時間待ち。
すると雪は本降りに・・、この地方で「弁当忘れても傘忘れるな」と云うお天気だ。
敦賀で乗り換え 長浜に5時着、琵琶湖畔のホテルで懐石料理に舌鼓を打った。

そして最終日、長浜城や北國街道の古い街並みを散策してから船で竹生島へ。
ボタン雪降る中を船が進み、30分程で第三十番札所「巌金山宝巌寺」 に到着。
船に同乗の団体がご詠歌とお経を唱えたので一緒に、これが本当の便乗参拝。
長浜に戻って昼食を摂り、丹後 若狭 近江を廻り 霊場三か所の旅は終わった。
『旧国名に丹後はあるが丹前がない、丹前と云えば綿入れ長着だ』 と、独り言。
その昔は丹波一国だけだったが、後に分国した一部地域だけ 丹後としたようだ。
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早春の畑仕事とキクイモ

2014-03-04 07:06:11 | 家庭菜園・庭・花 
前週に続き雪となった2月18日は、関東を中心に 記録的大雪に見舞われた。 
埼玉県など内陸部では、農業用ビニールハウスが倒壊し 大きな被害を受けた。
近所には、野菜用のビニールハウスが倒壊し 栽培継続を断念した農家もある。
被害にあった範囲が広く、資材や人手の不足による修復の遅れが心配になる。
我が家でも、2階屋根の雨樋の一部が外れ 果樹の枝の中程が折れたりした。
やっと月末に雪だまりが消え、梅花が咲きウグイスの初鳴きが春を感じさせた。

そんな中の家庭菜園は、天候次第ながら春に向けて畑仕事を始める時がきた。
栽培の終わった白菜 サトイモ 長ネギ等の跡地は、元肥を施して耕作してある。
納屋に保存した長ネギ 白菜と、土埋めの里芋 大根 秋ジャガに重宝している。
そして、ビニールハウス内のホウレンソウや小松菜や春菊などを収穫しながら、
長ネギの植え替えとタマネギへの施肥を行い、果樹の整枝剪定を始めている。
その他には、ジャガイモの植え付けや春播き野菜の種や畑の準備などがある。

今年から栽培を始めたキクイモ、手持ちがなくなる都度に掘っては食べてきた。
畑に残る全てを掘り出し、種用イモを残して大部分を乾燥保存することにした。
キクイモの皮を剥き、スライスして網製の籠で乾燥した物を水で戻して食べる。
夫婦が糖尿病予備軍で、キクイモで糖尿病がよくなることを期待しているのだ。
桃の節句の日、我が家の雛人形はキクイモの3段吊るし網籠飾りに変わった。
大雪で野菜は値上がり4月に消費税も上がる、でも血糖値だけは下がるの?。
「落語で風が吹けば桶屋が儲かると、では雪が降れば・ 」と、ひげ爺の独り言。
確定申告の戻金は儲けた気分、それで月末に肥料 資材を買えば得した気分。

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