風薫る好天の15日、老夫婦は着るシャツに悩んだ末に長袖を着て家を9時過ぎ出発。
新宿駅の「駅ナカ」でお茶して、都営地下鉄に乗り換え「九段下」駅に11時の到着。
駅近の「昭和館」を見て九段坂を上ると、「高灯篭」「品川弥二郎像」「大山巌像」。
左手の坂道でお濠を超すと「田安門」、くぐると北の丸公園で左手に「日本武道館」。
法隆寺の「夢殿」を思わせる八角形の建物は、日本の「武道」の雰囲気を持つ建物だ。
その先にあるレストランで昼食、食べたチキンカレーは香り強い独特の美味さだった。
食後に緑道を南に入ると「旧近衛兵連隊碑」、園内を左折した車道奥に「吉田茂像」。
車道を南に歩んで 右折し公園内を進むと、管理事務所先に「北白川宮能久親王像」が
あり 奥の洋風館は「旧近衛兵師団司令部」、外観見学し 南に高速道路上を 横断する。
代官町通りに沿った歩道を西にしばらく歩き、お濠を越えて右折し その先で右斜めに
入り「千鳥ヶ淵緑道」を進む、桜の名所をそぞろ歩きし 途中で 左側の「戦没者墓苑」
に立ち寄り 再び緑道を北へ、靖国通りに出て左折し「九段坂上」で 道路を右に横断。
そこは「靖国神社」境内の中程、真ん中に大きな「大村益次郎像」があり 左に進んで
鳥居をくぐり、本殿で国に殉じた英霊に手を合わせ「桜標本木」など周辺も見学した。
境内のカフェでエネルギー補給し、緩い傾斜地をなす境内を北に下り「九段下」駅へ。
散策は4キロ強のチンタラ歩き、それでも体力のない老妻は少々お疲れのようだった。
疲れたのは駅の乗降と乗換えの長い通路、そこにはエスカレータもあるが階段もある。
『大宮/新宿/九段下の三駅は、 遠くて深い地下ホームとの上り下りだ!』と、独り言。
ストックを持たずに「二足歩行」で完歩し、自宅に帰ると5時で歩数は15220歩。