ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

年の瀬を迎えた家庭菜園

2010-12-28 08:36:26 | 家庭菜園・庭・花 
冬の寒さも本格化してきて、遠く眺める日光連山は雪景色になっている。
いよいよ今年も押し迫ってきて、いつもながらの忙しい年の瀬を迎えた。
庭木の手入れや障子の貼り替えも済んで、大掃除小掃除を始めている。
家庭菜園の畑もビニールハウスも、冬を迎え野菜の種類が限られてきた。
それでもいくつかの冬野菜は、本来の味を出し収穫の適期になっている。
そして、お正月のお節料理となって わが家の食卓を飾り味わう事になる。

大根は、3回に分けて種をまいたが2番目の収穫が終わるころになった。
白菜は2種類を栽培し、結果的には時差が付いて半分ほどが残っている。
ほうれん草も3回の時差を付けた栽培で、今2番目が収穫期になっている。
下仁田ネギが間もなく終わるので、これから根深一本ネギに選手交代だ。
ちんげん菜や小松菜も時差栽培し、数量は少ないが収穫を続けている。
春菊とサラダ菜は、霜を避けてビニールハウスの中で元気に育っている。
ほかにブロッコリー、山東菜、秋ジャガに聖護院をその都度収穫している。
糖尿病と年金の慎ましい生活、それを支えてくれる冬野菜は富裕野菜だ。
迎える新年は「卯年」、草食系の私も野菜作りに一層汗を流すことにしよう。

先日は、里芋とゴボウを土中に埋け込んで、寒さ避けの覆い掛けをした。
正月明けには、大根も埋け込み、白菜と長ネギを取り込み屋内保管する。
切り干しや沢庵など、乾燥や貯蔵食材も作り 冷凍保存も幾つかしている。
田舎の暮らしと畑仕事には、昔からの知恵が今でもたくさん活きている。
「スーパーに行けば何でもあるのだが、それでも・・」と、ひげ爺の独り言。
生活が高度化し「人情」「縁」「絆」などが薄れる中、新しい年がやってくる。
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冬至前に「蕗のとう」を賞味

2010-12-21 09:12:22 | 食楽・年金ライフ 
12月半ば過ぎのこの時期に、わが家の裏庭に蕗のとうが出てきている。
それも一つ二つではなく、例年より数も多く その大きさも十分のものだ。
家には二種類の蕗が植えてあり、その一つは早稲の種類になっている。
早稲種がいつも年の瀬に顔を出し、油味噌炒めや天ぷらで初賞味する。
お正月には、かき揚げや天ぷらの材料にし、香りとしても重宝してきた。
何時も春の便りを最も早くわが家に伝える「蕗のとう」を大切に使っている。

今年は寒さが緩かった上に、雨も適当に降っていたので豊作のようだ。
そのため例年より数も多く、「とう」を出す時期も早くなったものと思える。
早速17日に8個ばかり摘み取り、天ぷらとかき揚げにして初賞味した。
「蕗のとう」の特徴である強い香りと「あく」のある独特の苦味が良いのだ。
蕗のとうにブロッコリーの天ぷら、タマネギや春菊のかき揚げ、小松菜の
吸い物、大根下ろしに白菜の漬け物。夕食のほとんどが自家製材料だ。
家族3人で食べるのだが、好物にしている私がほとんどを食べてしまう。
春まで、焼き餅や蕗味噌炒め、天ぷらの食材や香り材などに使っていく。

柚子も白菜大根などの漬け物やけんちん汁・鍋料理の薬味に使っている。
先日は、聖護院大根の煮物を作り、そのあんかけの添えに柚子を使った。
そして明日22日は冬至、またまた柚子の香りで季節を味わうことになる。
今年の柚子は枝を切り落としたために不作ながら、実は大きく香りも良い。
「今年の柚子は少なく、近所にユズることが出来ない」と、ひげ爺の独り言。
今年は冬至前から冬の香りの柚子と 春の香りの蕗のとうを賞味している。
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尖閣諸島の領有を考えるⅡ

2010-12-18 17:18:47 | 社会・経済・国際 
「世界6位のわが国領域」
『日本は、国土の12倍、世界6位を誇る領海と排他的経済水域を有してい
ます。そこには、豊富な漁場と海底資源が眠っています。
言うまでもなく、尖閣諸島はわが祖先が切り拓いた日本固有の領土です。
にもかかわらず今から10年ほど前、この海域に膨大な石油資源が埋蔵さ
れているという国際調査が公表されてから中国がにわかに領有権を主張し
始めました。
しかも近年は、尖閣諸島に中国漁船が数百層規模で浸入し、はえ縄を切り
ブイを盗むなど我が物顔で操業を行い、日本漁船は多勢に無勢の中国船の
前に、自分たちの漁場から追い出されているのが実情です。
これらの領海侵犯には、海上保安庁が漁業法や入国管理法(不法入国)に
基づき対処していますが、海保が強制退去を行える法的根拠がありません。
また、平時に置いて自衛隊が領土領海を警備する法的根拠もありません。
これでは意図的な外国船の領海侵犯に対し、迅速な対応が全くとれず、わ
が国領域への実行支配を許す結果となっています。』 と記している。
  
 領土領海を守るための三つの提言(付随:署名請願内容)
① 尖閣諸島に関し諸般の現地調査を行うとともに、船舶の安全航行と漁民
  の安全操業のため、灯台の設置や避難港の整備などに取り組むこと。
② 現在、外国漁船による悪質な違法操業が繰り返され、日本の漁場が奪
  われている。その対処のため関係省庁による警備体制を強化し、直ちに
  拿捕を可能とする関係法令の整備を図ること。
③ 現在、自衛隊には平時において領土領海を守るべき法的根拠がないた
  め速やかに領域警備のための法制度を確立すること。
「現状では、領域警備を実行する法律がないに等しい」と、ひげ爺の独り言。
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尖閣諸島の領有を考えるⅠ

2010-12-17 19:08:22 | 社会・経済・国際 
16日、地元の出身である元自衛隊統合幕僚会議議長の講演を聴いた。
尖閣諸島とその海域に対する日本の対応を、その説明資料で紹介すると、
「尖閣諸島とは・・・」
『尖閣諸島は、わが国の南西諸島西端の東シナ海上の小島群で、魚釣島
北小島 南小島 久場島 大正島の五島と、飛瀬 沖の北岩 沖の南岩の三つ
の岩礁からなる。 政府は明治18年以降、現地調査を行い、無人島である
のみならず、清国の支配が及んだつめ跡がないことを確認した上で、28年
に正式にわが国に編入していた。その後多くの日本人の手で開発、一時は
200名を越える人達がカツオ工場に従事していた。
外務省の基本見解では、「同諸島が爾来歴史的に一貫してわが国の領土
たる南西諸島の一部を構成しており、1895年5月発行の下関条約第2条
に基づき わが国が清国より割譲を受けた台湾及び膨湖諸島には含まれて
いない」との立場だ。
サンフランシスコ平和条約では、尖閣諸島は、わが国が放棄した領土には
含まれていない。また、同条約で尖閣諸島は米国の施政下におかれたこと
に加え、沖縄返還協定でも わが国に施政権が返還された地域の中に含ま
れている。
中国、台湾は、同条約で米国の施政下に置かれた地域に尖閣諸島が含ま
れていることに何ら異議を唱えず、中国が同諸島を台湾の一部と考えてい
なかったことは、このことからも明らかだ。』 と記されている。
「今 尖閣諸島とその海域資源が中国に狙われている」と、ひげ爺の独り言。
排他的経済水域は軍事水域であり、力が弱くなると奪い取られる事になる。
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手作り「秘湯紀行」を増刷

2010-12-14 09:08:27 | 旅行・秘湯・巡礼 
定年後の私は、若いころ同じ職場で働いた友と秘湯めぐりを楽しんできた。
それは定年退職後の余暇を使って、秘湯と蕎麦と銘酒を味わう旅だった。
しかし私の事情から、5年を経過した今回で一区切りすることを申し出た。
秘湯の旅模様は、その都度「紀行:奇行文」として気楽に書き残してきた。
そこで、パソコンに保存してある旅模様の想い出を冊子にすることにした。
その一部は、私の別のブログの「ハトキンちゃんのブログ」で公開している。

元より思いついたことを書いてきた物で、他人に見せる程のものではない。
それは本という類でなく、素人による手作りの「綴じ物」と言うことになる。
11月の始め、慣れない手作業で汗を流し、印刷し折りたたみ糊づけした。
そして、出来上がった冊子のタイトルは、「旅紀行 : ひげ爺の独り言」 だ。
先ずは、秘湯の仲間とブログ友達のために14冊だけ作ってお届けした。
洩れた記録文が一部あったり、誤字が多かったりで恥ずかしい限りだった。
にもかかわらず、お世辞も多分にあるが その道の好き者には好評だった。
.
そこで、洩れた記録文を加え、恥をしのんで再編集し増刷することにした。
12月を迎えた一日をその作業に当て、改訂版の26冊が出来上がった。
秘湯仲間への訂正版と言う意味もあり、再版増冊することになったのだ。
写真があれば良いのだが、取り込めないところが手作り冊子なのである。
「旅紀行は旅寄稿であり、紀行文は奇行文でもある」と、ひげ爺の独り言。
忙しく開所した羽鳥非都市印刷所、年賀状印刷後に早くも店じまいとなる。
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秋ジャガが大豊作、で・・

2010-12-07 08:39:14 | 家庭菜園・庭・花 
秋まきジャガイモを栽培して3年目になる。品種は秋まき種の「デジマ」
と「ニシユタカ」を栽培していたが、今年は「ニシユタカ」だけにした。
春まきのものは、大量に収穫し保管しても夏期に腐れ易いし秋には皺と
芽を出し始めるなど、時期を過ぎると無駄が多くなり味も落ちてしまう。
そこで秋まきを栽培して、11月中旬から「新ジャガ」を食べる事にした。
春まき種は減らして3キロを切って使ったが、6月には十分収穫できた。
秋まきの種は3キロを切らず、猛暑の続く8月30日に畑に植え込んだ

11月18日に試し掘りしたら、大玉が三つに中玉が幾つか付いていた。
この日は2株だけの初収穫だったが、ひと安心出来る十分な収穫だった。
「デジマ」でなく、玉が肥大する「ニシユタカ」の品種選択は正解のようだ。
しかし、保冷庫で貯蔵していた春ジャガ「男爵」の結構な量が残っている。
そこで、コロッケを大量に作る事にし、2つの大鍋で茹であげ、蕎麦打ち
用のこね鉢を使いビニール手袋をしてつぶし、タマネギを炒めシーチキン
の缶詰を3個入れ、良く捏ねて形を作り玉子でまぶしてパン粉を付ける。
出来上がったコロッケが69個。夕食に食べて残り全部を冷凍保存した。

その後本格収穫した秋ジャガ、大きいものは1個が340グラムもあり、
一株に大小6~7個が付いていて、総量は1200グラムにもなっている。
大量のコロッケも、毎日食べ続けるわけには行かないから困ってしまう。
ちょっと自慢を含めて、ご近所に秋ジャガにコロッケを届ける事にした。
味見程度の少ない秋ジャガイモと、春ジャガを処分したコロッケなのだ。
「秋ジャガは良いとして、コロッケはどうしたもんか」と、ひげ爺の独り言。
お裾分けしたら、「大根の酢漬」や「野菜ジュース」が返ってきて恐縮だ。
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