ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

お彼岸を迎えて 味覚の秋

2013-09-24 08:03:32 | 食楽・年金ライフ 
今年は酷暑続きの長い夏となり、異常気象や突然災害も全国的に多かった。
お彼岸を迎えても、気温が30度を超す日があるなど秋本番とは言いがたい。
・・とは言っても日は短くなり、朝晩はめっきり涼しくなって 食欲も増してきた。
今年は8月末に新米を食べ、味覚の秋を感じながら食欲の秋を迎えている。
地域では米の収穫が終わると行事やお誘いが多くなり、鎮守様の祭りが文化
祭や産業祭 運動会になり、十五夜など暦からの祭りが新米会になっている。
今年の私は 懇親会のほかに「新米会」が4回もあり、まだ2回が残っている。

我が家の新米会的食事は、新米ご飯に新サンマと大根おろしが定番である。
それに里芋のけんちん汁が普通だが、松茸の吸い物になれば上等になる。
近年は新米の時期が少し早まったため 新サンマや新里芋の確保が大変だ。
まして松茸は、国内産は間に合わないので中国産の松茸を使うことになる。
彼岸を迎えた21日、夕食は新米の松茸ごはんと煮物とお吸い物になった。
幸い娘も帰ってくる、炊き込みごはんにしてサンマの代わりにタラの煮物だ。
畑の里芋はまだ小さく食材にはならないので、高い松茸を使う羽目になった。

また毎年の事ながら、ひげ爺家のお彼岸は兄弟夫婦と食事会になっている。
今年は22日に集まってもらい、近くの懐石料理「松かさ」で昼食会になった。
地元の食材を生かした料理に、お蕎麦の小鉢と混ぜご飯とデザートだった。
秋を彩る料理をペロッといただき、食べ過ぎての糖尿病数値が心配になる。
『控えているつもりでも、味覚の秋は不覚の秋にもなる』 と、ひげ爺の独り言。
仏壇のお供物にブドウや梨など、糖尿に悪いもの達が イッパイ集まってくる。
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BBQ IN 軽井沢 2013

2013-09-17 07:58:03 | 旅行・秘湯・巡礼 
一週間前から、台風18号の進路情報が 頻繁に報道さるようになっていた。
旧友が集う「BBQ IN 軽井沢 2013」の旅は、その台風と戦う日程になった。
3連休を利用する旅だから、延期や再計画の出来ないことを宿命としている。
前々日の気象情報では、台風が時間的に関東甲信越を直撃と伝えていた。
しかし共通性を持つ仲間だから、積極的に中止を求める意見は出てこない。
出発前日の朝、リーダー役はやや強引ともいえる判断のもと「強行」を決定。
南の鹿児島では、その台風を眼前にしてイプシロンの打ち上げに成功した。

当日朝 台風の状況はますます悪く、道路は雨が叩きつける降り方であった。
岩槻駅を出発した一台と吉川駅を出た一台は、寄居パーキングで合流した。
速度規制の高速道を碓井峠まで来ると、雨は小降りで空は明るくなってきた。
佐久市中込地区の有名な鯉料理店「割烹花月」に着くと、晴れ間さえ見えた。
鯉料理の内容は、鯉のあらい 甘煮 はやの唐揚げ 肝の一夜漬け 鯉こく 等。
すぐ隣にある成田山山門前の「ぴんころ地蔵」をお参りし 楽往生を祈願した。

晴れ間を見てはバーベキュー実施が当り前、飲食材をスーパーで買い出し。
3時半に別荘に着いてからは、昨年の経験を活かしての飲食会を楽しんだ。
翌朝目覚めると風が強く吹き 雨も降っている、朝食の後は台風情報に注目。
台風進路が遅く真っ直ぐと判断、早目に出発して注意しながら帰路をとった。
そのため お土産を買う時間もなく、何んにも無い事が「無.事」の証明だった。
『用意した我が家の新米が、貴重なお土産になった ?』 と、ひげ爺の独り言。
結果的に、台風が甲府付近あった12時頃には 全員が自宅に到着していた。
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地域振興と 「うどんの日」

2013-09-10 08:31:17 | 地域活動・つながり
私の住む加須地域は、小麦の産地だったので「うどん」が名物になっている。
伝統的「うどん文化」を持つ加須市では、「うどんの日」を定めることになった。
江戸時代の館林城主との「うどんの縁」 から、6月25日を 「加須市うどんの
日」とし、7月の市議会で条例化の後 8月に記念日協会に登録が成った。
「うどん」の魅力を広く発信し、産業振興と地域の活性化を図る目的である。
市行政は今年度から、市内の「うどん店」などと協働で展開する 『うどんによ
るまちおこし推進会議』 を立ち上げ、私も委員の一人として活動をしている。

私が子供の頃は、地域に製粉工場 兼乾麺屋さんが数軒あり繁盛していた。
獲れた小麦を預けておき、通帳掛で粉やうどんを貰ってくる方式があった。
日常は乾麺だったが、来客時などには自家製の「手打うどん」でご馳走した。
暑い時はつけ麺の「冷や汁」で、寒い時は雑煮風の「煮込み」が定番だった。
うどんを打つ「力仕事」は主人の役目で、添え物料理が奥方の仕事だった。
そんな経緯があって、加須うどんの本流は「地粉」 と「手打ち」 になっている。

9月4日、地場産小麦の新粉を使った「手打うどん試作検討会」が開かれた。
「加須手打うどん会」の主催で、市長をはじめ関係者と報道関係が集まった。
地場産の新粉「あやひかり」 と「農林61号」、さらには大手製粉業者のうどん
専門粉と地粉2種をブレンドした「店舗使用粉」の三種類を食べ比べあった。
見た目と香り、腰のあるシコシコ感・ツルツル感、喉ごしの良さが評価点だ。
「すべて美味しかったが、私の好みは『あやひかり』 だ」 と、ひげ爺の独り言。
日本三大うどん、讃岐と稲庭は確定だが 三っ目に諸説ある中で・・加須は?。

 ブログ閲覧の皆さん、「加須手打うどん会」加盟店で味わってみて下さい。
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2020東京五輪に「よかった」

2013-09-08 12:59:18 | 社会・経済・国際 
今朝 何故か早く目が覚めたら、枕元に置いてあるスマホがチーンと鳴った。
オリンピックの開催地が決まることから、無意識に早く 目覚めたものらしい。
画面を開き 東京開催決定の文字を見たら、眠気も吹っ飛ぶ気分になった。
眠気がないので起きることにして、テレビで 開催決定の喜びを再確認した。
候補3都市による招致レースは、世界を舞台にした長くて厳しい戦いだった。
東京有利の前評判もあったが、原発の汚染水漏洩で不安が広がっていた。
マドリードは経済不安があり、イスタンブールは治安と政情に不安があった。

今回の東京招致チームは、前回の失敗から学んだ事柄を生かせたようだ。
東京都や政府はもちろんで、日本がまとまって誘致活動を推し進めてきた。
特に汚染水の不安払拭では、安倍首相のスピーチが効果的だったようだ。
東北大震災と原発事故で谷底に落ち込んだ日本と日本人、今は一歩一歩
立ち上がってゆく過程にあり、五輪の開催決定は力強い一歩になるだろう。
それらは「決められる政治」の成果を、より実感することになってゆくだろう。
関係者のご労苦に感謝し、今後の周到な準備と大会成功を期待している。

それにしても、東京の招致に 「いちゃもん」を付けたり IOC委員に批判告発
文を送った隣国の国民は、この結果と今後をどのように考えているだろう。
デモはやめろとデモをする国民である、日本としてはホオッテオク しかない。
オリンピックはスポーツの祭典だが、国際平和と繁栄の象徴でもあるのだ。
「2020年まで元気を保ち、オリンピックを観戦するぞ」 と、ひげ爺の独り言。
古希を迎える私は、メダルの数よりも 五輪の効果と円滑開催を大切に思う。
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美味しいお米「コシヒカリ」

2013-09-03 09:23:30 | 家庭菜園・庭・花 
私の住む地域は、利根川岸の沃野で コシヒカリの産地として知られている。
8月24日からそのコシヒカリの収穫が始まり、週明けには殆どが終わった。
天候に悩まされながらも作業は順調に進み、収穫量も品質も上々のようだ。
我が家では、28日に届いた新米を早速に精米し29日の朝食でいただいた。
粘り気のあるもちもち感が、食味の良さと相まって優良人気米になっている。
福井県で誕生したその年が、ひげ爺の誕生と同じ1944年と云う 縁がある。

コシヒカリは、農林1号と22号の交配種だが戦争中のため普及しなかった。
当初は「越南」と云う名で、食味に優れていても栽培が難しく収量もなかった。
その後栽培手法を改良し、新潟県の奨励品種となってから栽培が広がった。
福井から新潟にまたがる旧国名「越の国」から、「コシヒカリ」と名付けられた。
茎が倒伏しやすく病気に弱く栽培も難しいが、今は全国で栽培されている。
日中高い気温でも夜に下がる土地に適し、新潟内陸部の名産になっている。
現在北川辺で栽培されているのは、耐病改良種の「コシヒカリBL」だと云う。
さらに、掛け合わせて出来た新品種「ひとめぼれ」「あきたこまち」などもある。

日本人の食文化が変化し、結果的に「ご飯」を食べる事が少なくなっている。
TPPでは厳しい米も、日本人のカロリー摂取率では24パーセントを占める。
一人の平均年間消費量は59、5Kgと云うから、一日 一合強を食べている。
すると一日に食べる米代は60円、安く安全な主食材をもっと食べてほしい。
「コシヒカリは茎の腰が弱く、ひげ爺は アタマヒカリで腰が悪い」 と、独り言。
食料に対する安心・安全と価格・政策の両面で、国民的合意が求められる。
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