大津波は、釜石湾内に建造したギネス級の大防波堤をも無惨に破壊した。
そんな中で生まれた「釜石の奇跡」、その経緯を詳しく聴くことが出来た。
市内の小中学生2926名中、学校管理外の5名を除く全員が無事だった。
なかでも、鵜住居(うのすまい)地区の小・中学生がとった行動は突出だ。
それはNHKテレビで全国放映され、私も感動した緊迫の避難行動だった。
この奇跡は、永年にわたり実践してきた「地域防災教育」の成果と言える。
この避難行動が、奇跡ではあっても偶然ではないことに納得が出来た。
氏は防災活動を「恐怖」ではなく自然と共生する「作法」として取り組んだ。
「子供の安全」をキーワードにした活動が、子供を心配する親を巻き込み、
それを続けることで地域全体を巻き込んだ防災教育になったと言う。
参加した学校の先生が、転勤することで市外にも認識が広まったと言う。
10年間、小学生達は高校生になり中学生は子を持つ親にもなっていた。
中学生に求めた「助けられる人から、助ける人になれ」が実行されたのだ。
今回も、近くの幼稚園児や一人住まいの高齢者等を助けることになった。
三陸海岸地方には、昔から「津波てんでんこ」という言い伝えがあると言う。
家族同士も「てんでんバラバラ」、まずは自分自身の率先避難を意味する。
なにより自分が逃げて助かることで、地域の人や家族のそれぞれも逃げる
ることになり、その結果として皆が助かることになると言う。
それは、家族間の信頼と地域の絆が確立した上での主体行動なのである。
「奇跡を起こした釜石市の小・中学生には教えられた」と、ひげ爺の独り言。
ハザードマップは基礎情報で、それに加えた「作法」「知恵」を持つべきだ。
そんな中で生まれた「釜石の奇跡」、その経緯を詳しく聴くことが出来た。
市内の小中学生2926名中、学校管理外の5名を除く全員が無事だった。
なかでも、鵜住居(うのすまい)地区の小・中学生がとった行動は突出だ。
それはNHKテレビで全国放映され、私も感動した緊迫の避難行動だった。
この奇跡は、永年にわたり実践してきた「地域防災教育」の成果と言える。
この避難行動が、奇跡ではあっても偶然ではないことに納得が出来た。
氏は防災活動を「恐怖」ではなく自然と共生する「作法」として取り組んだ。
「子供の安全」をキーワードにした活動が、子供を心配する親を巻き込み、
それを続けることで地域全体を巻き込んだ防災教育になったと言う。
参加した学校の先生が、転勤することで市外にも認識が広まったと言う。
10年間、小学生達は高校生になり中学生は子を持つ親にもなっていた。
中学生に求めた「助けられる人から、助ける人になれ」が実行されたのだ。
今回も、近くの幼稚園児や一人住まいの高齢者等を助けることになった。
三陸海岸地方には、昔から「津波てんでんこ」という言い伝えがあると言う。
家族同士も「てんでんバラバラ」、まずは自分自身の率先避難を意味する。
なにより自分が逃げて助かることで、地域の人や家族のそれぞれも逃げる
ることになり、その結果として皆が助かることになると言う。
それは、家族間の信頼と地域の絆が確立した上での主体行動なのである。
「奇跡を起こした釜石市の小・中学生には教えられた」と、ひげ爺の独り言。
ハザードマップは基礎情報で、それに加えた「作法」「知恵」を持つべきだ。