私の住む所は、利根川の恵みを受け「コシヒカリ」の産地として知られている。
土地の先人は、大戦直後から 水路整備や区画整理を行ったほか 米づくり技
術の研鑽を続け、さらにパイプライン敷設等 地域ぐるみで切磋琢磨してきた。
しかし米価の低下に伴って、農業従事者が減少し耕作放棄地も見え始めた。
そこで、地域を限定し個人所有の田圃を 公的機関「埼玉県農林公社」が一括
借り上げし、畦畔を除去し 農地を集積・団地化して 担い手に貸し出した後に
農道等を整備する と云う「埼玉型加須方式」の 中間管理事業が推奨された。
今まで一区画1反(300坪)を基本としていた農地が、集約することで4~7反
区画になり、農地の有効活用に加えて 機械農業の効率化が進むことになる。
昨年初めに事業対象になった飯積地区では、3月に地権者に対する事業内
容の説明会が開かれ、4月に地権者大方の同意が得られて 事業化を決定。
5月に条件整備をして 地権者による「推進協議会」を設立、6月の貸付意向
申出書提出を経て、11月に「集積計画書」の押印により正式契約に到った。
そして昨年の暮れから整備工事が始まり、まず12月に草刈機での稲株刈り
と油圧シャベル(ユンボ)による畦畔の除去と高所の掘削、ブルトーザーによ
る土の移動とトラクターでの耕うん、そしてレーザーレベラーによる 新圃場の
平坦化とつづき、今後3月中旬には新たな借り手(耕作者)に引き渡しされる。
個人同士の相対契約だったものが、一歩進んだ 事業契約になったと言う事。
『自分の土地が、どこからどこまでなのかも分らない・・』 と、ひげ爺の独り言。
旧来の農地概念から離れ、新たな農業経営に向けた 基盤になることだろう。
土地の先人は、大戦直後から 水路整備や区画整理を行ったほか 米づくり技
術の研鑽を続け、さらにパイプライン敷設等 地域ぐるみで切磋琢磨してきた。
しかし米価の低下に伴って、農業従事者が減少し耕作放棄地も見え始めた。
そこで、地域を限定し個人所有の田圃を 公的機関「埼玉県農林公社」が一括
借り上げし、畦畔を除去し 農地を集積・団地化して 担い手に貸し出した後に
農道等を整備する と云う「埼玉型加須方式」の 中間管理事業が推奨された。
今まで一区画1反(300坪)を基本としていた農地が、集約することで4~7反
区画になり、農地の有効活用に加えて 機械農業の効率化が進むことになる。
昨年初めに事業対象になった飯積地区では、3月に地権者に対する事業内
容の説明会が開かれ、4月に地権者大方の同意が得られて 事業化を決定。
5月に条件整備をして 地権者による「推進協議会」を設立、6月の貸付意向
申出書提出を経て、11月に「集積計画書」の押印により正式契約に到った。
そして昨年の暮れから整備工事が始まり、まず12月に草刈機での稲株刈り
と油圧シャベル(ユンボ)による畦畔の除去と高所の掘削、ブルトーザーによ
る土の移動とトラクターでの耕うん、そしてレーザーレベラーによる 新圃場の
平坦化とつづき、今後3月中旬には新たな借り手(耕作者)に引き渡しされる。
個人同士の相対契約だったものが、一歩進んだ 事業契約になったと言う事。
『自分の土地が、どこからどこまでなのかも分らない・・』 と、ひげ爺の独り言。
旧来の農地概念から離れ、新たな農業経営に向けた 基盤になることだろう。