ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

春は野生菜類の採集

2009-03-31 09:00:22 | 食楽・年金ライフ 
春三月も末、桜も例年より早いようで、今週見頃の所が多い。
桜は春の代表、いよいよ春の到来で気分も「うきうき」してくる。
我が家ではお正月から、春の香りを野生の菜類で味わってきた。
「菜の花」「野セリ」「ヨモギ」「からし菜」そして「ふき」である。

菜花は2月中旬から、土手や野にもあるが菜園でも栽培している。
調理は簡単、茹でてお浸しや辛し会えにして食卓の小鉢を飾る。
セリは、自生は少なくなってきたが、近所の田んぼ脇の掘にある。
陽当たりの良いその場所は、3月中旬から採集場所になっている。
「ゴマ会え」で食べるが、灰汁も強いが香りも強く歯ごたえもある。
ヨモギは、利根川の土手に沢山生えているので採り放題。
3月中旬から、若い茎葉を茹でて灰汁をとり、草餅にして食べる。
茹でて冷凍しておくと、連休すぎでも美味しい草餅が作れる。
同じ時期にからし菜、野のからし菜は肥料が少ないためか辛みが強い。

蕗は、我が家の裏庭にふんだん、早生系と奥手系の2種類ある。
お正月には「蕗のとう」を天ぷらや吸い物の香りに散らす。
2月になれば収穫も増えるから、蕗味噌や油炒めにしても食べる。
3月中頃からは、茎を「煮蕗」に、葉を「佃煮」にする。
4月になると、茎を干してから濃い味で煮る「キャラ蕗」にする。
「野せりのゴマ会えと蕗葉の佃煮が好物だ」と、ひげ爺の独り言。
強い香りと苦味のある独特の味が春の味覚として楽しめるのである。
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秘湯の仲間と昼食会

2009-03-24 13:07:16 | 地域活動・つながり
昨日の23日、秘湯めぐり仲間の埼玉組三人で昼食会を催した。
季節柄お花見と云いたいが花より団子、場所は羽生のイオンモール。
定年延長して勤めていた最後の一人が今月末で退職する事になった。
その節目として集まったのであるが、三人ともメタボで病気持ち。
昼食会といっても飲むことはもちろん、豪華な食事は出来ない。
ささやかな定食を食べ、お茶で時間を過ごすことになる。
JTBの仲間話、家庭の事情、年金での生活、健康や趣味、などの話
で時間が過ぎる。気がついたら3時を過ぎていた。

三人とも埼玉組だから、当然に埼玉住まい、しかも東部地区の在住。
三人ともに勤務生活を終えるので、生活の足並みが揃うことになる。
三人とも携帯・パソコンを持つ現代人(一人は最近まで縄文人だった)
三人とも長男であり、生まれてから今まで住まいは同じところ。
三人とも高齢な母親と同居していて、奥さんに頭が上がらない。
三人とも不摂生や食べ過ぎで成人性の病気持ち、糖尿に足腰の痛み。

同じような三人だが、違うところもある。
二人は家庭菜園をやっているが、一人は全然やる気なし。
二人の母親は耳が遠くて筆談もするが、一人の母親の耳は正常。
二人は眼鏡をかけているが、一人は裸眼で眼鏡なし。
二人は車を運転するが、一人は免許あっても運転せずに奥さん頼み。
二人には孫がいるが、一人だけは子どもが未婚のため孫はいない。
 「一人だけ何事もはみ出す人がいるものだ」と、ひげ爺の独り言。
ところで、二人とも髭は付けていない、付けているのは私一人だけだ。
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居安思危(こあんしき)の話

2009-03-17 08:58:38 | 地域活動・つながり
春爛漫、気持ちも「うきうき晴れやか」になる良い季節を迎えた。
先日、町の防災に関する講演会が「みのり」で開催された。
「災害犠牲者ゼロを目指して」~これからの豪雨災害に備える~
と題して、群馬大学大学院教授の片岡敏孝氏が講演した。
近年、地球温暖化の影響で記録的な集中豪雨が多発している。
講演会では、最近の豪雨災害の発生状況と、災害の特徴、地球温暖
化がもたらす豪雨災害の影響や今後の傾向などが話された。

ダムや堤防の強化を始め防災に関する行政の取り組む課題は多い。
しかし取り組みには限界があり、個人と地域社会の役割も大きい。
個人と地域と行政の協力による「災害に強い地域」づくりが大切、
すなわち自助・共助・公助による地域防災力の向上であると言う。
行政に頼りすぎることなく三者がお互いに協力連携しあい、自然災
害に立ち向かう地域社会こそ「災害に強い地域」と言える。
そこでは、住民の防災に対する意識の高さが課題になってくる。

我々は「備えあれば災いなし」という諺は承知している。
この言葉には、大切な前文があることを教えられた。
本当の言葉は 居安思危、思則有備、有備無災 となるそうだ。
 安きに居りて、危うきを思う
 思えばすなわち、備え有り  
 備え有れば、災い無し
重要なことは、安きに居る今こそ、どれだけ災害時に起こりうる危険
を思い、それに備えられるか・・・、という事なのだ。
「心配しないと、何も準備もできないぞ~」と、ひげ爺の独り言。
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嬉しい気がする確定申告

2009-03-10 08:55:32 | 社会・経済・国際 
毎年3月は恒例になった確定申告をする
インターネット申請は、事前手続きが面倒で今年も役場で申告した。
その結果、3月末頃に14万6千円が還付されることになった。
去年と同様で、高齢者を扶養し医療費支出が多い結果だ。
税金を払いすぎていたから戻るだけなのに、有り難く思う。
得をしたわけではないが、嬉しい気持ちになるのは何故だろう。
さて、何に使おうか・・・、欲しいと思う物が浮かばない。

国会で審議中の定額給付金とあわせて、夫婦で17万円だ。
美味しい物でも食べて飲んでと思うが、夫婦そろって糖尿病が怖い。
臨時収入なので、この際、何か物で消費する事にしたいが・・。
自家用車のタイヤは、昨年の暮れに4本を入れ替えたばかりだし、
薄型テレビは、地デジ切り替えと絡めてもう少し後でいいし、
背広やコートの新調は、使うことも少ないので必要はないし、
デジタル一眼カメラは、今持っている薄型軽量の機種で十分だ。
ポタリング用に高級自転車はどうだろうか。

思い付きで余計な物を買うと、あとで手間がかかって面倒になる。
日常使わない品は、陳列品でもないのに置物になってしまう。
春を迎えて、久しぶりに夫婦で温泉旅行にでも行ければ良いのだが、
それも、高齢な母を抱えていては簡単ではない。
「特に買いたいののがないので、困った~」と、ひげ爺の独り言。
結局は、日常の家計支出に消えて行くことになりそうだ。
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地域リーダー養成塾の講演

2009-03-03 10:38:44 | 地域活動・つながり
全国地域リーダー養成塾が主催する北関東ブロックセミナーが近隣町
の「キャッスルきさい」で開催された。
北川辺町の百人委員会からの情報で、この講演会にだけ参加した。
それは、養成塾の「合併したって大切な地域の魅力」を基本テーマに
明治大学教授の 牛山久仁彦氏の講演。
演題は「市町村合併と参加・協働の町づくり」であった。

1、市町村合併で求められるニーズと機能を
 ①自治体から、②地域住民から、③中央政府の視点から見た分析。
2、合併自治体の課題につては、考え方と仕組みづくりや進め方など
 を整理し、分権時代における地方自治ついて述べられた。
必要なことは、合併議論の初動からの住民参画と協働が大切である。
課題の抽出も解決も、住民の合意と納得が求められるという。
結果として、政策形成と公共サービス提供の両面で協働参画が出来る。
合併による新しい自治体像は「協働型の自治体運営」であるという。

要点は、合併があろうとなかろうと、これからの地方自治の行政運営
には、住民参画の重要性がますます高まること。
さらに住民の参画による地域力を高めるためには、地域のリーダーや
コーデネーターが必要であることを、災害時の実態を例に聴かされた。
「1市3町の合併協議が進むなかで、考えねばならないことが多い」
  ・・・・と、合併協議会の委員でもあるひげ爺の独り言。
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