結婚した当初、お小遣いは月一万円。ガソリン代等は別に出るが、かなりシビアな金額だった。それが子供が出来ると、もっとシビアに。なんと五千円。
深夜に働いていたので、友達との付き合いは滅多にない。酒もたばこもやらないのだから、「遣うことないでしよう」と妻の言い分。当たっているから黙って従う。一日一本の勘コーヒーを自動販売機で買い求めるが、時には二本となる。小遣いの半分は消える。自分で弁当を作って職場に持参して賄う。
子どもが四人、教育費が掛かるようになると、小遣いの定額(?)給付はなくなった。毎日百円硬貨を貰って仕事に向かう。職場の自動販売機は一本百円だったので、帳尻は合う。手弁当は必要不可欠となった。
そこで新聞や雑誌に投稿し始めた。採用されて二千円前後の図書カード。これが私の小遣いになった。私の小遣い稼ぎに、妻は「当然でしょ」としたり顔を向ける。
深夜に働いていたので、友達との付き合いは滅多にない。酒もたばこもやらないのだから、「遣うことないでしよう」と妻の言い分。当たっているから黙って従う。一日一本の勘コーヒーを自動販売機で買い求めるが、時には二本となる。小遣いの半分は消える。自分で弁当を作って職場に持参して賄う。
子どもが四人、教育費が掛かるようになると、小遣いの定額(?)給付はなくなった。毎日百円硬貨を貰って仕事に向かう。職場の自動販売機は一本百円だったので、帳尻は合う。手弁当は必要不可欠となった。
そこで新聞や雑誌に投稿し始めた。採用されて二千円前後の図書カード。これが私の小遣いになった。私の小遣い稼ぎに、妻は「当然でしょ」としたり顔を向ける。