若い頃、
車を運転時、
指なし革製手袋をはいた。
テレビドラマでスターがつけているのに(かっこいいー!)と,
一目ぼれしたのだ。
わざわざスポーツショップに出向いて見つけたドライビング用のレザー手袋。
ひと目で気に入った。
そうなると買うしかない。
しかし値段を見て固まった。
手袋でその値段は、
田舎に住む若者には信じられないモノだった。
仕方なく店を出たが、
欲しくて堪らない。
当時給料は全部母に渡していた。
貰う小遣いで自分の買い物は本か文房具だけ。
それがレザー手袋に魅入られた。
諦めきれず母に話すと、
「あなたが仕事で頂いたお給料なんだから、好きに使いなさい」アッサリと余分の小遣いをくれた。
すぐにあの店へ飛んで行った。
ついに手に入れた手袋。
はくと実にかっこよかった。
何度もはいては脱ぎを繰り返した。
ハンドルを握るとヒーローになれた。
今は素手で運転する。
そういえば手袋をはく機会は,
いつの間にかほとんどなくなった。
車を運転時、
指なし革製手袋をはいた。
テレビドラマでスターがつけているのに(かっこいいー!)と,
一目ぼれしたのだ。
わざわざスポーツショップに出向いて見つけたドライビング用のレザー手袋。
ひと目で気に入った。
そうなると買うしかない。
しかし値段を見て固まった。
手袋でその値段は、
田舎に住む若者には信じられないモノだった。
仕方なく店を出たが、
欲しくて堪らない。
当時給料は全部母に渡していた。
貰う小遣いで自分の買い物は本か文房具だけ。
それがレザー手袋に魅入られた。
諦めきれず母に話すと、
「あなたが仕事で頂いたお給料なんだから、好きに使いなさい」アッサリと余分の小遣いをくれた。
すぐにあの店へ飛んで行った。
ついに手に入れた手袋。
はくと実にかっこよかった。
何度もはいては脱ぎを繰り返した。
ハンドルを握るとヒーローになれた。
今は素手で運転する。
そういえば手袋をはく機会は,
いつの間にかほとんどなくなった。