こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

しんど~~!

2016年05月02日 00時13分00秒 | 文芸
5月1日(日)

今日は村の道普請と溝普請だ。

この日のために草刈り機(刈払い器)を点検修理。

1000円ちょっとの緊急支出でした。

冬場に出番のないマシーンは

使うとなると必ず動かないのです。

まあ手入れが悪いせいなんです。

僕はずぼらだから、

結局無駄なお金を払うことになります。




朝5時ごろ、

草刈り機の音に目が覚めた。

なんとお隣の家が事前の試運転をやってます。

いや~!

迷惑です。

世の中、ジコチュウさんが多いですから。

試運転は前の日までにやっておいてくださいよ。

普通、

朝5時は人が眠ってるものなんですよね。




8時に営農倉庫前に集合です。

農会(町内会のことをわが田舎では言っているのだ)

総勢20数人。

顔ぶれは年々老けていきます。

中には

車いす生活になって欠席だ。

ちょっとわが身に不安を覚える瞬間です。

「それじゃ、

事故に気を付けて作業を進めてください。

早く終わった班は

遅れてる班を手伝ってください」

いつも通りの役員からの注意。

役員も

いまや僕の孫世代。

いやいや

またまた年を切実に感じます。




草刈りが始まると、

あちこちで草刈り機のモーター音がします。

1時間で小休止。

なんて、だらだら半時間以上休むのが常。

仕事じゃない

ボランティアみたいなもんだから、

責任を感じなくていいもんね。

そんな中、

役員だけは忙しく駆け回っています。

計画通りに作業を済ませないと

後は役員さんでどうぞとなっちゃいますからね。

実は、

人夫賃が出るのです。

市の補助をもらうために、

作業は予定通りに済ませる必要が。

証拠となる作業の写真を役員が撮っている。




ほかの地区は

道普請と溝普請を分けて

別別の日にやっているのですが、

我が地区は

1日でやっちゃおうって決まりです。

なぜって?ゴールデンウィーク中ですよ。

2日も村の行事にとられるのは叶わない。

と決めたのは僕らの世代。

当時は若かったから、

1日でまとめてやれば、

あとは休日をフルで楽しめるってことで

多数決で決まりました。




ところが

年を取った今、

この1日ぶっ通しの作業が、

きつい!つらい!しんどい!

朝8時から11時過ぎまで道普請(草刈りが主)

昼1時から4時過ぎまで溝普請(草刈りと溝さらえとかなり重労働)

まして、

時代です

若い人は都会に出て帰らない家が多くなっている。

つまり

かき集められた大半が

中高齢者。

作業範囲は昔以上に増えているのに

人出が追い付いていないという現状なのです。




今日は

またいい天気過ぎて

ちょっと熱いぐらい。

これが一番こたえる。

半日の作業を終えると、もうクタクタなのだ。

それなのに

午後の作業が待っている。

しんど~い!




さて

また昔のように

2日に分けて作業と改善(?)してほしいなあ。

それをきめるためには

誰かが言い出しっぺにならないといけないが、

田舎の人間、

自分で口火を切れるやつはそうそういない。

結局長いものに巻かれろとなってしまう。




ああ、来年も1日スケジュール決行かな。

いかんいかん

また泣き言だ~!




年寄りの泣き言ってことで、

許してね。


コメント
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