こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

草刈り

2020年08月03日 01時30分35秒 | つぶやき
父の葬儀も終えて、
気になっていた畑の草刈り。
高温と雨、条件が揃ってまるで大草原。
10時くらいに始めた草刈り、
膝祖がきつく、
12時のサイレンを機にひと段落。
とにかく暑い!
用意しておいた2リットルペットボトルも、
空っぽになったので家路についた。
シャワーを浴びてホッとしたが、
食欲がわかない。
ここ何日か、
加西のショッピングモールで、
コロナ感染者が出ている。
ちょっと気になるが、
暑すぎての食欲減退なのは間違いない。
冷やしておいたマクワウリは食えた。
自家農園で育ったものだけに特別な味わいだ。

3時になると、
少し曇り空なのを見計らって、
再度草刈りに出向いた。
大草原に挑むうちに
頭に浮かんだ記憶。
村の共同作業である農道の草刈りの光景。
そこに父がいて、私もいた。
姫路からUターンした私。
村の行事や奉仕作業は出なければならない。
最初は一つ上の兄と並んでの作業だったが、
その兄が急逝。
再び父が草刈り機を担いで参加するようになった。
作業中、しきりに父をうかがう私。
年のせいもあって
痛む膝をかばうようにしている父が
気になって仕方なかった。
父が80になるまで何度も作業を一緒にした。
年々膝の不自由さが募り、
様相も老いていくのを目の当たりにした。
それでも、
父がそばで草を刈っているのを、
楽しんでいた私。

ああ、まだすぐに父との思い出が頭をよぎる。
それは父が
私の中で生き続けていることに他ならない。
うん!思い出せ思い出せ!

ところで、
最近私の膝も父と同じように痛み始めている。
草刈り機の操作も
足をかばいながらになっているのに気付いては、
思い出し笑いをしてしまう。
しかし私には、
見守ってくれる息子がそばにはいないのだ。

コメント
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