こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

スイカ

2020年08月22日 02時45分51秒 | つぶやき
連日の酷暑で乾ききった畑。
スイカの蔓は完全に枯れている。
残しておいたスイカの球だけが、
ゴロゴロしている。(三つだけ)
収穫して切ってみると、
前に焦って収穫したスイカより熟れていた。(嬉しい!)
家族はさほど好きでないのに、
私は大のスイカ好き。
ひとり飽きるほど食べられるのは確実だ。

子供のころ、
夏休み、村の子供たちは常に集って遊んだ。
子供会というわけで、
6年から1年生まで、
勿論ガキ大将がいた。
大人にスイカを子供会にと貰ったら、
ガキ大将が好きなように切り分けた。
誰からも文句は出ない。
自分のあたり分にかじりつくだけだった。

仲間同士いがみ合うことだってある。
4年の兄がガキ大将のいじめの標的になったことがある。
ガキ大将は6年生、しかも体は大きかった。
苛められる兄を見ているうちに、
私の怒りは頂点に達した。
あっという間にガキ大将へとびかかっていた。
しょせん叶いっこない相手だったが、
自分の兄が苛められることに怒りが沸騰した。
どう収まったか記憶は薄れてしまっているが、
兄のために我を忘れてとびかかった記憶は鮮明だ。
きっと兄のことが好きだったんだろうな。
ちなみに兄もスイカは大好物だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする