昨日墓参りに行ってきた。
妻と二人きりの墓参。
数年前までは子供らも一緒で
結構賑やかだった。私の母や兄、
そしてご先祖が眠る墓。
父も入るが、
私には別の墓に入る予定だ。
子供のころ、
父や母、兄と家族そろって、
お盆の墓参りが続いたのを思い出す。
いつも神妙に、真面目な顔になる家族。
墓石を水で洗い清める父と母。
赤土を持ち上げた古い墓に、
花を供える兄と私。
なかなか火がつかない線香に、
必死になる兄弟。
花に水をそそぎ、
線香を手向ける。
父が鉦を打ち、
お経を口にする家族。
備えた菓子類を分けてもらい、
やっと顔を綻ばせた兄と私。
墓を後にした時、
緊張が解けた。
今は墓無用論が勢いを増しているが、
墓は家族の絆を永遠にするため、
必須のものなんだと改めて思いながら、
夫婦二人、
目を閉じ頭を垂れた。
妻と二人きりの墓参。
数年前までは子供らも一緒で
結構賑やかだった。私の母や兄、
そしてご先祖が眠る墓。
父も入るが、
私には別の墓に入る予定だ。
子供のころ、
父や母、兄と家族そろって、
お盆の墓参りが続いたのを思い出す。
いつも神妙に、真面目な顔になる家族。
墓石を水で洗い清める父と母。
赤土を持ち上げた古い墓に、
花を供える兄と私。
なかなか火がつかない線香に、
必死になる兄弟。
花に水をそそぎ、
線香を手向ける。
父が鉦を打ち、
お経を口にする家族。
備えた菓子類を分けてもらい、
やっと顔を綻ばせた兄と私。
墓を後にした時、
緊張が解けた。
今は墓無用論が勢いを増しているが、
墓は家族の絆を永遠にするため、
必須のものなんだと改めて思いながら、
夫婦二人、
目を閉じ頭を垂れた。