こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

収穫、そして家族の笑顔

2023年06月18日 07時09分20秒 | 日記
きのうは「モルック体験会会2回目。
暑さも気にしないロフト広場での試み。
強い日差しは避けられたが、
それでも蒸し暑い。
すこし慣れたゲームプレーは、
滞りなくゲームオーバー。

午後は孫を引き連れた長女が来訪。
恒例の「父の日」
プレゼントの「夏ルック」を、
孫ふたりからの手渡しシーンの展開。
「父の日」ならず「じいちゃんの日」だ。(笑)
町暮らしの長女にと、
きのう朝収穫のズッキーニ、ニンジン、ニンニク、フキ、
数日前に収穫保存中の玉葱、ジャガイモも加えてお返しである。
最近孫らも野菜料理をうまいというようになったと聞いて、
生産者(?)としては嬉しい限り。
もちろん、親としてじいちゃんとしてどや顔になるのは避けられない。(大笑)
野菜は育てるだけでなく、
収穫と消費が大切なのである。
丁寧に扱ってくれる長女がありがたいと思う。


『匂い?香り?』

また娘は鼻をクンクンやっている。食べる前の行事化しているのに気づいたのは少し前。
「なにか匂うか?」「別に。気にしないで」
 これという意図はないらしい。ただの癖と言っていいのかわからないが、料理を作った側の気分はよろしくない。
「気になるなら、はっきり言え」
 少し口調がきつくなった。
「ごめんね。ただ食べ物は、見た目と香りで決まるわ。お父さんの料理はすべて合格だよ。隠し味だって嗅ぎ分けられるんだから」
 ほっとした。定年退職するまで調理師。料理には自信とプライドがある。それをクンクンやられては憤慨して当然。相手が娘では爆発するのを抑えるしかなく、かなりストレスをためていたのは確か。その鬱積した気持ちを一変させてくれた「お父さんの料理はすべて合格」という最大の誉め言葉。
 洋食が専門だったせいで、家庭の料理番になった初期は、日々の献立に四苦八苦。毎日洋食では家族もうんざりする。当の料理番が洋食に不向きな高齢者の仲間入りをしている。
「みんな何が食いたい?」
 思い余って家族に尋ねた。
「家庭料理でしょ。日本人だもん」
 意外に一番若い娘のリクエストは家庭料理。中でも味噌汁は毎日食べたいという。飲むではなく食べる。具沢山の味噌汁をご所望だ。
「煮っころがしとか焼き魚なんかがいい」
 妻は当然のごとく家庭料理派。
「台所から漂ってくる味噌汁の匂い、最高!」
「サンマや塩サバを焼く匂いも、食欲をそそってくれるよ」
 似たもの母娘。もっと言えば洋食より和食がいい私を含めた似たもの家族なのである。
 初心に戻り、ネット頼りで家庭料理レシピを始めた。朝の台所から届く「コトコト」に味噌汁の匂い。朝餉の香りが家の中を満たす。
「幸せだな~最高だよ!」
 娘のクンクンは家庭料理番への賞賛なのだ。
コメント
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