難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

難聴者の社会福祉学習 「社会教育概論」第5回

2009年01月26日 19時12分34秒 | 社会福祉の学習
Ⅲ.1985年3月にパリで開かれたユネスコ第4回国際成人教育会議において、宣言された「学習権宣言」について、①内容、②意義、③感想を述べなさい。

①内容 学習権は一部の恵まれた条件、特権的な人だけではなく、すべてのものに保障されるべきであることを謳った。

②学習権は、人類の生存に不可欠なもので(これなくしては)人間的発展、経済の発展もない、基本的人権として位置づけた。

③2006年12月に採択された国連障害者権利条約は障害者の基本的人権は障害を持たない人と同等であることを宣言しており、学習権も含まれる
ことを確認した。

Ⅳ.「社会教育概論」を学習して、これからの自分の仕事や活動や生活にどう活かしていくかを述べなさい。

「コミュニティ・ワーカーとして、社会教育の重要性を学んだので、学習の意義を地域に啓発したい。
特に、難聴当事者として幼児からの失聴により学校教育においても十分な教育が受けられず、社会との適応力、セルフエスティーム(自尊感情)の確立も不十分であることを自覚している。
障害者も、福祉、生涯学習の両面から学習権の保障を求めていきたい。
一つは情報保障、一つは難聴者として成長する学習の場の確立。これは母親学級のような難聴者学級(大学)をイメージしている。


ラビット記