冬枯れや 見掛け倒しの 祭り事
(ふゆがれや みかけだおしの まつりごと)
18238 【季語】 冬枯れ 【季節】 三冬
祭事=政?
極月や 名も無き人で 良かりけり
(ごくげつや なもなきひとで よかりけり)
18239 【季語】 極月 【季節】 晩冬
極月=師走
十二月 金も生命も 糞喰らえ
(じゅうにがつ かねもいのちも くそくらえ)
18240 【季語】 十二月 【季節】 仲冬
週三日 昼餉当番 三寒四温
(しゅうみっか ひるげとうばん さんかんしおん)
18241 【季語】 三寒四温 【季節】 三冬
冬の蛸 三本足で 立ち尽くす
(ふゆのたこ さんぼんあしで たちつくす)
18242 【季語】 冬 【季節】 三冬
相撲など 土俵でやれ 待ったなし
(すもうなど どひょうでやれ まったなし)
18243 【季語】 相撲 【季節】 初秋
品格の 無きが政治と 相撲かな
(ひんかくの なきがせいじと すもうかな)
18244 【季語】 相撲 【季節】 初秋
役人は 馬鹿しか成れぬ 浮き寝鳥
(やくにんは ばかしかなれぬ うきねどり)
18245 【季語】 浮寝鳥 【季節】 三冬
丞相の 丁寧だけで 年暮るる
(じょうそうの ていねいだけで としくるる)
18246 【季語】 年暮るる 【季節】 仲冬
黄落や 剪定されて 丸裸
(こうらくや せんていされて まるはだか)
18247 【季語】 黄落 【季節】 晩秋
十二月 半舷上陸 我と嫁
(じゅうにがつ はんげんじょうりく われとよめ)
18248 【季語】 十二月 【季節】 仲冬
冬日向 海空深く 土浅し
(ふゆひなた うみそらふかく つちあさし)
18249 【季語】 冬日向 【季節】 三冬