薄っぺらい 地殻で計る 冬地球
(うすっぺらい ちかくではかる ふゆちきゅう)
18418 【季語】 冬 【季節】 三冬
地震予知、天気予報、、、。
地球のどれほどを理解して予知・予測しているのか?
地球のどれほどを理解して予知・予測しているのか?
年古れば 数え損なう 除夜の鐘
(ねんふるれば かぞえそこなう じょやのかね)
18419 【季語】 除夜の鐘 【季節】 仲冬
咳声喉 嚔鼻水 風邪催
(せきこえのど くさめはなみず かぜもよい)
18420 【季語】 風邪 【季節】 三冬
冬ざれて コンクリ塀の 干され靴
(ふゆざれて こんくりべいの ほされぐつ)
18421 【季語】 冬ざれ 【季節】 三冬
風吹くも 最後の一葉 まだ落ちず
(かぜふくも さいごのいちよう まだおちず)
18422 【季語】 枯葉 【季節】 三冬
鮭の魚 群がる港 今昔
(さけのうお むらがるみなと いまむかし)
18423 【季語】 鮭魚群がる 【季節】 仲冬
冬ざるる 友さえ居れば それだけで
(ふゆざるる ともさえいれば それだけで)
18424 【季語】 冬ざるる 【季節】 三冬
曲がり角 見つけて嬉し 寒桜
(まがりかど みつけてうれし かんざくら)
18425 【季語】 寒桜 【季節】 晩冬
北の空 黒雲厚き 雪催
(きたのそら くろくもあつき ゆきもよい)
18426 【季語】 雪 【季節】 晩冬
畦の道 踏み締め消える 初の霜
(あぜのみち ふみしめきえる はつのしも)
18427 【季語】 初霜 【季節】 初冬
狼が 祖と錯覚の我 猪の歳
(おおかみが そとさっかくのわ ししのとし)
18428 【季語】 狼 【季節】 三冬
冬日向 背射す光 熱く燃え
(ふゆひなた せなさすひかり あつくもえ)
18429 【季語】 冬日向 【季節】 三冬
枯野中 日矢射しこみし ベンチあり
(かれのなか ひやさしこみし べんちあり)
18430 【季語】 枯野 【季節】 三冬
冬の草 乾湿の音に 違いあり
(ふゆのくさ かんしつのねに ちがいあり)
18431 【季語】 冬 【季節】 三冬
雲見つめ 刻を忘れし 歳の暮
(くもみつめ こくをわすれし としのくれ)
18432 【季語】 歳の暮 【季節】 仲冬