年暮れて 初体験の 浣腸を
(ねんくれて はつたいけんの かんちょうを)
18583 【季語】 歳の暮 【季節】 仲冬
ウオシュレット チンタラチンタラ 冬の音
(うおしゅれっと ちんたらちんたら ふゆのおと)
18584 【季語】 冬 【季節】 三冬
冬温し 家風呂の味 格別と
(ふゆぬくし いえぶろのあじ かくべつと)
18585 【季語】 冬温し 【季節】 三冬
去年今年 波瀾万丈 まだ続き
(こぞことし はらんばんじょう まだつづき)
18586 【季語】 去年今年 【季節】 新年
幸不幸 残るはどちら 年の暮
(こうふこう のこるはどちら としのくれ)
18587 【季語】 歳の暮 【季節】 仲冬
歳の暮 新年会の 誘いあり
(としのくれ しんねんかいの さそいあり)
18588 【季語】 歳の暮 【季節】 仲冬
流れ来る マフラーありし 武庫の川
(ながれくる まふらーありし むこのかわ)
18589 【季語】 マフラー 【季節】 三冬
一列に 湯気立つ向こう 冬の鷺
(いちれつに ゆげたつむこう ふゆのさぎ)
18590 【季語】 冬 【季節】 三冬
人混みに 知人似多き 十二月
(ひとごみに ちじんにおおき じゅうにがつ)
18591 【季語】 十二月 【季節】 仲冬
団塊は 無頼に似たり 寒の晴
(だんかいは ぶらいににたり かんのはれ)
18592 【季語】 寒晴 【季節】 晩冬
ここに来て 爆弾低気圧 冬の乱
(ここにきて ばくだんていきあつ ふゆのらん)
18593 【季語】 冬 【季節】 三冬
やけくその 多くなりしか 年の瀬に
(やけくその おおくなりしか としのせに)
18594 【季語】 年の瀬 【季節】 仲冬
嫁寄れば 風邪と似たよな 大嚔
(よめよれば かぜとにたよな おおくさめ)
18595 【季語】 嚔 【季節】 晩冬
夢の如 穏やかな冬 駅吊りに
(ゆめのごと おだやかなふゆ えきづりに)
18596 【季語】 冬 【季節】 三冬
逃げもせで 鳩屯せし 冬の道
(にげもせで はとたむろせし ふゆのみち)
18597 【季語】 冬 【季節】 三冬