酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

茄子の皮、全部剥く。

2011-10-07 | こしらえた話。
札幌でクマが出たと大騒ぎ。住宅地の近くまでやってきたというのだから怖い。
どうかクマさんにあっては、人に見つかる前に山に帰ってほしいものだ。見つかった場合は殺されはしないが鉄砲で麻酔など打たれ痛い思いをするだろうし。
穏便なる事態の収束を望む。

さて

いつだったかのテレビで偶然、ひげの林シェフが主婦宅を訪問して料理指南をするという企画を見た。

登場した主婦は茄子が嫌い。そんな人でも食べられる麻婆茄子を作ってみましょうという内容だったのだが、なんとなく印象に残ったのでやってみた。

断っておくが自分は茄子好きである。

まず、茄子はヘタはもちろん先っちょの硬いところをしっかり取る。皮も全部剥いてしまう。

え?皮を全部?

そうすることで大変柔らかい食感になると、シェフは太鼓判。

でも茄子の風味がなくなるんじゃないか。そう思いながらもピーラーを走らせる。

で、乱切りにして油通し。あとは一般的な作り方と同じ。



結果、食感柔らかな麻婆茄子の出来上がり。
その主婦は、美味しい、コレなら食べられると絶賛していたのだが、どうなんだろう。
茄子嫌いの人って、この何とも言いようのないナスの歯ごたえが嫌なんじゃないのかな。
皮を剥いても茄子は茄子な気がする。確かに青臭いものは取り除かれたとは思うが。

話は番組の進行に戻るが、その主婦は茄子は食べられないが、茄子好きの亭主のために、料理はするとのこと。なかなか偉い。ダンナLoveらしくて好感が持てる。

ともあれ、麻婆茄子はご飯のお供に最適。
今回自作したものは飯の上に盛ってがっつりと頂きましたとさ。
茄子はもとより、実は挽肉好きの自分なのだった。