酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

鬼うまい。

2011-10-26 | こしらえた話。
「すごく」「とても」を意味する「鬼~」という言い方が一部の人種、じゃなかった、一部の世代で使われているようだが、あ、もうすでに過去の話?
「オニ」という響きがなんだか可愛くて、案外嫌いじゃなかったけど。

昨夜は四種のきのこをさっと鬼煮て(そこでは鬼は要らない)食べようかと。
さあ、冬のアイテム、小鍋立てで。



さて、鬼はここから登場。

きのこが煮えたそこに大根の鬼おろしをドバ~っと。



汁に埋没したものもあるので、見えているのはいわゆる氷山の一角。
おろし金は、かっぱ橋で買ってきた「赤がね」だ。これまたスムーズにおろせるので爽快である。

八百屋で煮物にいいよと促され買った大根もなかなか。鍋の中でレンゲが立つくらい沢山いれたら、これが旨いのなんの。きのこのとろみと鬼おろしの食感が堪らない。
酒も用意したのだが、ゆっくりちびちびなどということも忘れ、きのこ汁はあ~っという間に胃袋に収まったのであった。

これからは、みぞれ鍋など大根おろしが活躍する。
自慢の赤がねが火を噴くぜ。
(だから噴かないって)