酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

春うららかな酒を味わう~高砂

2016-02-20 | 酒風景
立春を過ぎたらば、恐ろしい暖気のおかげで積もっていた雪が溶ける溶ける。
おかげで道は川になって歩きにくいのなんのって。
いったいどうなってるんだろね。

さて

高砂酒造(北海道/旭川)の春限定純米酒「春うらら」が19日、発売された。


国士無双というちょっと強もて(?)なロゴに、可愛い春のイラスト。
だが中身は甘口な、強いて言えば女性向けとして発売されたものであるが、なかなかしっかりしたテクスチャーの持ち主。口の中にしっかりと道産米の旨みが広がる。

新発売となった昨年。味見してみれば酸味(でもまろやか)が印象的だったので、肴は敢えてあたりの強いものを試してみようかと、買ったばかりの酒瓶ぶらさげながら、本マグロの切り落としを選ぶ。


わさび醤油でヅケにして、微細にたたいたフワサクなとろろを添えた。いわゆる山かけ。
期待通り、脂の香味が強い中トロでさえ、やさしく大きく迎え入れる食中酒としてのポテンシャルは大したもの。悪戯に中トロなんぞで呑んでみたが、春の酒というのだから、ここはひとつウドの酢味噌とか美味しそう。
酒はほどよく冷やしておけば飲みやすいことこの上ない。

というのはオヤジの感想だが、ターゲットさんの感想やいかに。

それにしても、つい先日は男山の道産米にごり酒を味わったばかりであって、我が中性脂肪は地産地消によって生成されているといっても過言ではないな。