酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

生姜焼きの陶板焼き

2018-03-04 | こしらえた話。
生姜焼き定食には目玉焼きが添えられてることが多いと思う。
あってもなくてもよいのだが、ないと寂しい。
きっと、生姜の効いた甘辛なタレにまみれた豚肉と、卵は相性が良いのかも・・・
なんて考えていたら、だったら、こうしても旨いんじゃないか、と。


小鍋で炒めて・・・


すき焼きのように溶き卵をからめて食べる。

期待通り、うまい!
酒のあてとして添えても良い演出だ。

すき焼きのように、というか、生姜味のすき焼きとも言う?(笑)


ちなみに、うちの生姜焼きは下味をつけない系。
学生の頃、バイトしたことのある小さな喫茶店の作り方そのまんま。
肉をさっと炒めてタレを絡める。
注文があってから下味をつけるのでは手間がかかる、下味をつけたままストックするほど注文もない、とママさんは言ってた。
加えて、この方が肉が固くならない。下味がついてなくたって、タレを手際よくからめたらしっかり味がつく。

店のタレはママさんの手作りで、炒めたあとに残ったタレや脂とかをつぎ足して育てていた、いわゆる秘伝の味だ。フツーだったけど、美味しかった。

自分のは、よくあるテキトーな醤油1:味醂1:酒1:砂糖0.5:おろし生姜小さじ1:にんにく少々。気分で醤油や砂糖を加減する。
さすがに、フライパンの残り汁をつぎ足して育てたりはしないけど。