ある秋の日。生家に顔を出したら、裏庭の畑(猫の額)で大根が元気に生っていた。
それがこうなった。お袋のお手製。
農水省「うちの郷土料理」より
「ニシン漬け」は、ニシン漁が隆盛を極めた時代から家庭でつくられていた郷土料理。当時は寒い冬を越すための食糧を貯蔵することが重要であったため、その一つの保存方法として漬物が用いられていた。冬が訪れる前に干物に加工した身欠ニシンと野菜を一緒に漬け込んだものが「ニシン漬け」として定着したといわれている。ニシンの漁獲量こそ減少してしまったが、現在でも北海道の冬の家庭料理として根づいている。
速い話が、身欠ニシンをキャベツ、大根、人参などと一緒に、米麹と塩で漬け込むものだのだが、そこは漬物。家庭や店によって味は微妙に違う。
我が家流をお袋からの伝授をかねてから考えているのだが、今年もかなわず。親も子もいい年なので、互いにいつまで作れるか、いつまで食べられるか ^^;
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