酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

初 タルタルオムレツ。

2014-06-23 | 酒風景
いつぞや、ひき肉のオムレツをこさえた折、
ブロ友様がコメントで自分はタルタルで、と言っておられたのに興味津々。

タルタルって、タルタルステーキのタルタルか、
とれともソースのタルタルかと尋ねたら、後者だという。

ううむ、そんなん食べたことない。
卵に卵とな。

試しにこさえてみた(実験ともいう)。


こんなんでいいんでしょうか。

サンド式のオムレツ。中にはもちろん…


我がタルタルはちょっとゆるかったか、温まるにつれツユが流れ出る。

お味はといいますと

中濃ソースかケチャップをかけたいところだが、ソースにソースというのも何かヘン。
とにかくそのまま食べてみれば…

タルタルソースを卵で包んだような味(笑)
こってりとろりで面白い。

そうか、タルタルはピクルスを多めにして味に特徴をつけるか
卵にパンチのきいた味をつけても美味しいんんだろうと思う。

もともとタルタルソースは好きで、それを肴にしちゃうくらいな自分である。
ワインにイケますな。なかなかよろし。

茄子味噌に旨い酒。

2014-06-22 | 酒風景
もう好物なんぞありすぎて、これが一番とか二番とか絶対無理。

だが順不同敬称略でいくつか並べてみれば10の内に(いや20かな)入るのが
茄子の味噌炒め。自分はなす味噌と呼んでいる。


うちのは美味しいよ。
手間暇かけて作り置きしておいたゴマ味噌が旨い。
それをその日の気分で加減して、こってり感を調整する。
茄子は炒めたあとじっくり煮詰め、とろとろになった位のやつ。それが好み。
ちょっとしゃきしゃきなのもいいけどね(結局何でもいいんかい)。

で、うしろの白いのにちょっとご注目。

なす味噌にはヨーグルトドリンクがオススメ!

という冗談はさておき


小林酒造(夕張郡栗山町)の品。
道産米による「北の錦」が旭川管内でもよく知られている。

このにごりは、いわゆる生でないためか意外にさらっとして感じるが、
飲みごたえは相応にあるので、なす味噌にも好適。口の中でまったり感が増幅する感じが良い。
というか、この酒を開けるにあたって、せっかくなら気の利いた肴を用意しようと
なす味噌が思い立った次第。

いつも世話になっているK子嬢の新車が納車になった。
試運転とばかりに出かけた際、これを私めのお土産にと買ってきてくれたのがこの酒なのだ。
自分にしてみれば他人の新車の特典に与ったようなもので、幸運。

あ!

今気づいたが、ナスもとろり、酒もとろりだ。

どぜう

2014-06-21 | 酒風景
季節の移ろいとともに、美味しいものがやってくる。
夏の完熟トマトだとか、秋のイクラだとか、

ん? すごく沢山あるはずなのに出てこない(笑)

そうそう、正月の餅とか。


で、6月の終わりには岩見沢あたりのドジョウが子を持って


柳川になる。

焼き鳥よしや、夏限定の名物で。友人デザイナーTと昨夜初物を賞味。
主人によると毎年毎年これだけを食べに来る客がいるらしい。
なんて話をしていたら、カウンターに初老の紳士がひとり、
ほかは何も頼まずに柳川だけをもくもくと食べている。ひょっとしてその人か(笑)

とにもかくにも

今年もドジョウは相変わらず美味しく、夏の到来を実感せり。
毎年こんなことを言ってるが、つまりは確実に年も取ってるってことで
そこんとこは何げにビミョ~なのである。

しかし、何もしなくても年は取るわけで
だったら美味しいものを食べた方が良い。
結局ここでも食いしん坊理論に至るのである。

dancyuカレー 食べる。

2014-06-20 | 旨かった話
一昨日仕込んだdancyuカレー部のカレー。

予定通り昨夕食で試食と相成った。
せっかくなので、友人デザイナーTを招き呑みながら。

結論から言うと、なかなかに美味しい。
丁寧に煮込んだマイルドな風合いが、ルウの旨味を引き出しさわやかな辛さに。
カレーにうるさいT氏の口にも合ったようで良かった。

ひとつ発見があったのだが、

カレーとともに呑った「いいちこ」が、やたらと旨い。
まさかカレーにいいちこが合うとは、いいちこにカレーが合うとは
思いもしなんだ(ただしロックで、しかも薄まらない状態で)。

画像は…  他の料理づくりに忙しくて撮らなんだ(笑)


で、今朝。


いいでしょ、このとろとろ加減。

ひとつ発見があったのだが、


カレーは二日目の方が旨い。



dancyu カレー

2014-06-19 | こしらえた話。
最新号はカレー特集。

誌面では、スタッフが大人の自由研究と称して美味しいカレーの作り方のあれこれを徹底解明。
様々なケースワークを経て、dancyuカレー部公式レシピ発表と相成った。
もちろん、試さない理由はない。

それは昨夜決行された。
同誌に敬意を評して、まめに写真を撮りレポートふうに。


まずはタマネギをこてこてと炒め、例の飴色タマネギを目指す。
この時点で30分弱。さらに10分炒め続けさらなるペースト状を追求するのだが
写真なんか撮ってるから、少し焦げた~(笑)
30分の苦労が水の泡である。ペーストは断念。



具材も、適量と思われるグラム数が記されていた。
ニンジン少な~(笑) いつもの半分だ。



香り付けにマッシュルームが良いとのこと。
ほら、レトルトのカレーマルシェ。あれを思い出す。
ちなみに、実際にはこんなに使ってない。一部は別な料理に転用した。



で、それらをことこと煮込むのだが、煮始めから、もうすでに何かの料理が出来てるみたい。
自分ならここでコンソメを入れたいところだが、レシピに忠実に。

炒めの作業が終わったのでやっと座れる。腰がだるいぞ(笑)
煮込みの予定時間は1時間半。ここからは酒を呑みながらのんびりと。
そうしているうちに、鍋の中では具材の旨みが引き出され、互いに互いを美味しくしていくのだろう。



カレールウは二種類を使用(見ても分からないね)。
ちなみに自分の定番はハウスジャワカレー辛口。
二種類使うなら、対抗はハウスインドカレー中辛なのだが、
今回は売り場で何となく目に入ったS&Bゴールデンカレー辛口と相成った。
ライバル二社のコラボ。さてその味やいかに。


ルウ投入後15分。いい感じ。
自分ならここでウスターソース、ケチャップなどを香り付け程度に加え、
さらにカイエンペッパーをぐんと効かせるところだが、今回はなし。

dancyuカレー部の隠し味は、ワイン(または日本酒)、砂糖、醤油である。
ワインというのは経験あるが、日本酒とな! お試しだもの、どうせなら日本酒だ!

で、ちょいと味見。
これまたいい感じ。思いのほかマイルドで口当たりがとても良いのだった。


と、ここまでが昨日深夜の仕事。
冷めたカレーは今、鍋ごと冷蔵庫で眠っておる。
世間の皆が美味しい言う、いわゆる二日目のカレーとして今夜いただくのだ。

人生初の日本酒を使ったカレーだが
レシピ的にも美味しくないという理由はどこにもない。

きっといい感じ。楽しみ~なのだった。
さてどんな感想が次なる記事となるか。

※分量など細かなことを知りたい? それはぜひdancyuで(笑)