酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

せんべろ気分。

2019-07-05 | 旨かった話
せんべろ酒場をご存知か。
千円でべろべろに酔える、を略した俗称であるが、昔から都会の下町なんかで存在感を示す庶民の味方だ。
すなわち、値段が安いということであるが、人気店は出す料理も旨い、というのが相場だ。

てな風情を我が町でもと、わが町のフリーペーパーが十数件の飲食店とコラボ。期間限定で「せんべろセット」なるメニューを開発し、イベントを開始。

てなわけで、行ってみた。


1軒目。セット内容は1000円でお料理と酒が2杯というもの(各店統一)。都会の有名せんべろ店にはかなわないが、それでもかなりお得である。しかもこの店、日本酒は数ある中から選べ、中にはちょっといいものもある。

いきなりツボですわ。これは楽しい。
ちなみに料理は、サバの味噌煮的なものにトマトが添えられた創作感ありありな逸品。酒がすすむこと。

いい気分でもう一軒。


ちょいと休憩気分でハイボール。

で、この店は街はずれの焼き鳥屋さん。セットのお料理はモツ煮と、もちろん焼き鳥。


一人頭3本ってことらしいが、焼き加減が絶妙。地元の焼き鳥屋の中でもかなりいい方じゃないかなと感心しつつ、2杯目はやはり日本酒。
肴がいいので(特にレバーが絶品)すいすいと呑み進んでしまう。

相手はおなじみの酒豪女子(笑)
これでお開き、なんてことはあるはずもなく、再び街に舞い戻り呑み直しに突入する二人なのであった。

おろしヤッコ

2019-07-04 | こしらえた話。
豆腐をすりおろしたわけじゃない。
あ、そんなことわかってるって?


冷たい木綿豆腐を大根おろしと和えてみた。
これをぽん酢で味わえば、さっぱり美味しいことおびただしい。
無論、酒に合うこと請け合いで、夏の夕方、呑み始めにさっと出てきたら嬉しいね。

冬によくやるみぞれ鍋。具材に大根がからんで美味しいな。
そうだ、冷奴にそういうことしたらどうだろう。
おお、予想以上にいいじゃないか、という次第。
豆腐の旨みが引き立って実によろしい。

出汁とかお祈りとか、何も要りませぬ。
豆腐と大根おろしだけ。好みで鰹節とか小葱とか茗荷とか。

豆腐は適当に突き崩したほうが大根の旨みがのる。
また、大根の水分(風味)を生かしたいので、時間があるなら豆腐の水分はほどほど抜いたほうがいいかも。
何も要らないという割にはくどくとうるさいな(笑)

私、黒酢を愛用してます、結構高いけど体にいいし、という方は黒酢をかけても良いかも。

ツマミ的みそカツ

2019-07-03 | こしらえた話。
あたしゃ味噌カツの何たるかは語れませんがね、肉に味噌は合うってこと位は分かる。
勿論、酒の肴として楽しみたい。

てなわけで、薄い豚肉に薄衣。パパッと簡単に作ったのがコレ。


肉は生姜焼き用などと称して売ってる肩ローススライス。
これに細目のパン粉を直接着けて、フライパンで揚げ焼きにする。
ツマミ的に味わうなら、カンタン、簡素な感じで結構。粉つけて卵液にくぐらせてとか本気でトンカツ作る必要はない。

てなわけで、さっと揚げた(焼けた)肉をザクザクっと食べ良く切って盛り付けたら、味噌ダレをかけて出来上がり。
うちの味噌ダレはいつも味噌3:味醂2:酒1:砂糖1といつもの比率。これなら覚えやすいよね、とか言いながら、ぼーっとして酒2:味醂1になったりすることがよくある。
でも大勢に影響はないので(笑)。そもそも味醂だけ3でもいいんだから。
そうそう、好みで豆板醤なんかを混ぜても、それはそれで旨いのだった。

トンカツ(普通の)ってさ、勿論それでビールや酒を呑めるけど、ツマミじゃないんだよね。あくまでメインディッシュというポジション。それを引き立てるために酒がある。
それに対して、このぺらぺらカツは、酒を引き立てるためにある。これがいいのだ。

呑兵衛はヤだねえ、いちいちウルさい。

自分で言うか(笑)

セロリでツマミ。

2019-07-02 | こしらえた話。
セロリの葉とか細い茎。

あたしゃ大概は塩でもんでむしゃむしゃ食べるかトマトのスープとかに刻んで入れちゃうが、たまには炒めて。




ごく軽く塩コショウして、酒ふって、ガラスープの粉で調味。
酒のあてになかなかなのだった。味を濃い目にすれば飯の友にも。
やばい!美味しい~っ!ってなことにはならないが滋味があって旨い。

ていうか、あまりおいしかったら困るだろうよ。太い茎と立場が逆転。
料理番組なんかで、茎の太いところは大味なので捨てちゃいましょうとか言われたりして。

まあ、そうなったらなったで、浅漬けにすると旨いとかブログに書くんだろうな(笑)