HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

下北沢「音倉」 Xmaジャズライブ♪

2012年12月05日 | その他日記
下北沢駅から徒歩2分、ヒバリんちからも3分の場所に「音倉」というライブスペースがあります。
歌手の庄野真代さんが開いたこのスペースでは、毎月第一水曜日の夜に「音倉JAM」というJAZZライブが行われています。
このJAZZライブの特筆すべきところは、ピアノ・ベース・ドラム・ギター・トランペットその他、という「音倉JAM」のメンバーが 飛び入りで演奏するお客さん(ほとんど常連の"シンガー"とお見受け!)に、その場でバック演奏をつけてくれることです。

ヒバリは、先月初めて行ってみたのですが、ジャズメンはセンスいいし、次々に歌う"お客さん"たちの歌がうまい!!!
サッチモ(ルイ・アームストロング)みたいな声で歌うおじさん、ハスキーでセクシーな声の女性、若い女の子もシブいスタンダードナンバーを、すっごく素敵に歌う。

今夜は12月度の会ということで「クリスマス・イベント」と銘打ってありました。
オープニング、JAMメンバーのインスト演奏は「ブルークリスマス」。
お客さんたちの演奏も、クリスマスにちなんだものが多く、若い女性の歌った「Rudolph the Red Nosed Reindeer(赤鼻のトナカイ)」、中年のおじさんが「お客さんもご一緒にどうぞ」と歌詞カードを配ってくれてみんなで歌った「White Christmas(ホワイトクリスマス)」、すっごくうまい尺八で「Stardust(スターダスト)」をジャズったおじさん、そして今日は特別に、庄野真代さんも参加して歌ってくれた「Santa Claus Is Comin' To Town(サンタが街にやってくる)」など、クリスマスムード満点です。
(上の写真は「サンタが街にやってくる」を歌う庄野真代さん。今日はジャズメンも飛び入り演奏の人も、みんなサンタ帽をかぶってる
ヒバリのお気に入りは、白髪を後ろで束ね、でっぷりと恰幅のいいおじさん。
前出の、サッチモ声のおじさんです。
サンタ帽をかぶると、まんまサンタ
先月は「What A Wonderful World(この素晴らしき世界)」を素敵に歌ってましたが、今日は「Five Pennies(5つの銅貨)」でした。
この曲も、サンタおじさんにとってもよく似合って、バックには、ペット(トランペット)の人が「ラグタイムの子守歌」をスキャットで重ね、おしゃれでいい感じでした。

さて、今宵はクリスマス特別ライブということで、ステージとステージの合間に「クイズタイム」がありました。
それは ジャズのイントロクイズで、正解した人にはプレゼントがもらえるのです。

第1曲のイントロが出たと同時に、ヒバリは「はーい(^o^)/」と手を挙げ、みごと正解して、庄野真代さんから賞品をいただいちゃいました~\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

 音倉のドリンク券。

ちなみに、その正解は「Take The "A"Train(A列車で行こう)」でした!


「虹」まとめに

2012年12月05日 | レッスン日記(小中高生)
Aちゃん(中1):
9月に入門してから少しずつ練習してきた「虹」が、大分完成に近づきました。
ポップスのノリやタッチ、ドライブ感などが少しずつ身について、最初のころとは見違えるような演奏になってきています。
「虹」はとても長いアレンジで、オリジナルの歌のサイズがそのまま全部コピーされています。
もう、大分長くこの曲をやっているので、そろそろまとめようか、と先生が提案。
最終コーラスのほうは、コード弾きなども使って 少しあっさりと弾けるように工夫してみました。
ピアノなどの楽器で演奏する場合、オリジナルの歌バージョンのニュアンスを、すべて細かくコピーしても意味がないこともあり、あまりに長く一つの曲に留まることもデメリットが出てくることも考えられるためです。
来週あたり、仕上げられるようにということにしました。

次にやりたい曲は、もう決まっています。
西野カナが好きだというAちゃんが決めたのは「私たち」。
今度からやろうね、と、今日 楽譜を渡しました。

ヒバリ教室、2曲目のレッスンの楽しみができました。


ソナタ最後まで

2012年12月05日 | レッスン日記(小中高生)
Hさん:
「今日はダメです、できてません。わたくし冬眠に入りました」というHさん。
「寒くなりましたでしょ。炬燵に入ったら、もう出られなくなって、練習がぜんぜん・・・」
Hさんのおうちでは、炬燵が欠かせないアイテムと もっぱらの評判(このレッスン時間に)。
「テレビはおもしろいしねぇ~」とHさん。
それもあったか・・・

とは言え、Hさん、ほんとはちゃんと練習できてるんですよ。
バッハのシンフォニア2番も、元気な冒頭から半ページ、また半ページ、次のページ、と進むにつれテンポがジワジワと落ちていき、自信がなくなっていく・・・というスタイルでこそありますが、ちゃんと2ページ目の半分までは勉強してあるのです。
また、ソナチネアルバムのベートーヴェンソナタも、先週注意した「スケールのときに、4の指を避けて3の指で代用しないように」というポイントもちゃんと直し、提示部をちゃんと復讐してあります。
もしかして展開部もやってある? と思い、促してみました。
「まだあんまりやってないんですけど・・・」と言いながら、Hさんは展開部へ弾き進めました。
ソナタは、曲の流れに一定の形式があり、展開部が過ぎたら、またもとの第一主題が再現されます。そして、第二主題は、キーこそ最初のときと違っていますが、メロディーそのものは同じように再現されるのです。
「先も弾いてみましょう!」
私は言いました。
「え~、やってませんわ」と言いながらも、Hさんは先へ進みました。
展開部、やっぱり予習をしてあるようです。
さすがHさん。冬眠なんかしてません。
「もっと先もいきましょう。また同じ部分に戻りましたよ」
「えーっ、初めて見るんですよ?! 楽譜が読めない~
などと言いながらも、懸命に楽譜を見て、先へと弾き進めるHさん。
がんばれー。もうちょっとでフィニッシュだー

Hさん、とうとう初見(?)で、第一楽章を最後まで弾きとおしてしまいました。
\(^o^)/ やったー。すごいすごい。
「こんなこと初めてですわ~
と、大汗のHさんでした。
たまには、思い切って最後までぶっとばすのもいいですよ!