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HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ママと♪

2012年12月13日 | レッスン日記(小中高生)
M4ちゃん(小2):
「あわてんぼうのサンタクロース」の仕上げです。
前半から、とてもいいリズムで弾いていて、いつのまにこんなリズム感が身についたのかな、と思うほどです。
ところが後半の 締めくくり近くで、ちょっと伴奏にイレギュラーな動きがあり、その部分にくるとテンポが落ちてしまっていました。
難しいのは2小節だけです。
なので、まずその2小節だけ取り出して部分練習しました。
できるようになったら、その2小節前から続けて、一気に弾けるように。
そしていよいよ、 はじめから全部続けて!
こうして、M4ちゃんの「あわてんぼう~」は完璧になりました!
来週は、もう1曲クリスマス曲で、「赤鼻のトナカイ」をやることにしました。
ピンクのバーナムを弾き、次はオレンジのバーナムです。
ルーレットを回して、弾く番号を決めたその時、玄関のチャイムが鳴りました。
なんと、いつもは駅の向こうで待ち合わせしている、ママがお迎えに来てくれたのです。
ママはレッスン室に入って、ソファーでM4ちゃんのバーナムを聴いていてくれ、その後もゆっくりお話していってくれました。
M4ちゃんのピアノのタッチが、このごろ特に良くなってきたこと、いつも自分で曲を分析して、よく練習していることなどをママにお話しすると、
「夏ごろ、先生から『なるべく親が教えないで、本人が自分で考えたり練習したりするように』とお聞きしたので、教えないようにしたら、前よりもよく自分で練習するようになった気がします」とおっしゃっていました。
「M4ちゃん、本当にしっかりしてるし、すごく頑張ってると思いますよ。妹のM5ちゃんのお世話や保育園のお迎えなども、よく協力してくれて。頼もしいお姉ちゃんですよね」
「年が5歳違うので、本当によくやってくれて助かってます。私をフォローしてくれたり、妹のわがままにもガマンして… それなのに、つい『お姉ちゃんなんだから!』なんて言ってしまったりして」
「お姉ちゃんでも、まだたったの2年生なんですから」
「そうですよね、本当に…ごめんね」
ママはM4ちゃんの小さい肩を抱きました。
M4ちゃんは、テレたみたいに、でもほんとに嬉しそうなかおをして笑っていました。
こうしてママが自分のことをよくわかっていてくれるから、たとえ妹がワガママ言っても帰りが真っ暗になってもかまわない、という、信頼に満ちた笑顔でした。
M4ちゃん、今日は、一人で暗い道を駅の向う側まで歩いていかないで、ママが来てくれてよかったね。
レッスンも、少しだけだけど見てもらえてよかった

今日は、偶然M4ちゃんも、そしてさっきのHちゃんも、久々におうちの方にレッスンを見てもらえました。
二人とも、いつもしっかり自分だけでレッスンしているけど、こうしてたまにママやおばあちゃんに見ていただくのは また特別の喜びになり、愛され認められている自分を感じることと思います。
お家の方もお忙しいことと思いますが、たまにはお子さんのレッスンに、ご一緒にいらして頂けると、私も嬉しいです。
お時間がおありの時に、ぜひどうぞ・・・

おばあちゃんと♪

2012年12月13日 | レッスン日記(幼児)
Hちゃん(年長):
今日は、先週習った「ドレミファソ」の復習からです。
右手のドレミファソ、左手のドシラソファと、音符がたくさんに増えた上、両手の指も全部使わなければいけません。
Hちゃんは、左手の4の指を使うところが難しそうです。それと、右手のソの音符がはっきりとは飲み込めていないような気もします。
ここで少し足踏みになるかな、と思いながらも、次のページの「ふしぎなポケット」へ誘導してみました。
「この歌、知ってる?」
「知ってる! ♪ポケットの中にはビスケットがひとつ~ 」
Hちゃんは元気よく歌いました。
「じゃ、音符見て弾いてみようか」
「うん!」
Hちゃんは、一つ一つの音符をよく見ながら、ちゃんと「ふしぎなポケット」のメロディーを弾きました。

「Hちゃん、今日は、特別の曲あげる。ノートを貸して」
先生は、Hちゃんの五線ノートに、大きい音符で曲を書いていきました。書きながら、
「読んでみて!」とHちゃんをうながします。
「ミミミ、ミミミ、ミソドレミー」
Hちゃんは、先生が書くのと同時に、次々音符を読んでいきます。
「ファファファファ、ファミミミ、ソソファレドー」
すごい!新しいソの音も、全然平気で読んでる。これなら大丈夫だ。
「弾いてみて」
書きあがった楽譜を譜面台に置いて、Hちゃんはちゃんと弾きました。
「何の歌だかわかる?」
「あっ、わかった。クリスマスだ」
「そう。じゃ、ここに歌の名前書いてね」
Hちゃんは、エンピツで上の余白に「じんぐるべる」と書きました。
「もうすぐクリスマスだから、ジングルベルもおうちで弾いてきてね」
「うん!」
そのあと、「ともだちのーと」に右手と左手の音符を書く練習をして、今日のレッスンはおしまいです。
今日は、久々におばあちゃんが付き添ってくださり、ずっとニコニコしながらHちゃんのレッスンを見ていてくださいました。
Hちゃんもとてもじょうずにできたし、おばあちゃんに見ていてもらったのも嬉しかったことと思います。
どうぞ、ぜひまた見にきてくださいね。
小さいHちゃんの力が、何倍にも大きく発揮できると思います。