HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

バーナムの2冊め、もらいました♪

2017年05月11日 | レッスン日記(小中高生)
Lちゃん(小2):
GWで先週はピアノ教室がお休みだったので、今日が今月初めてのレッスンです。
なんか1週間あくと、すっごい久しぶり~♪ な感じがします。

前回約束していた「南の国のハメハメハ大王」、そして「大きな古時計」、どちらもヘ長調の曲ですが、この2曲の右手を弾きました。
片手とはいっても、音域がけっこう広いしフラットもたくさん出てくるので、指の位置や開け指・寄せ指・クロッシングなどのテクニックを使うのが けっこう難しいです。
Lちゃんの弾くメロディーに先生が伴奏を合わせ、2曲ともきれいに弾けました。
「ハメハメハ大王」などは、左手もそれほど難しくなさそうなので、練習すれば両手でも弾けるんじゃないかな?と思いましたが、Lちゃんにきいてみると「右手にしておく」と言ったので、約束通り右手のみの完奏で完成、としました。
いつも先生が課題を決めて与えるばかりじゃなく、生徒本人が決めるのも良いことだと思っています。

さて、バーナム。
先週、グループ5の半分まで終わっていたので、今日はグループ5の残り半分からです。
どの課題も順調に弾き進め、とうとう最後の「元気いっぱい、さあひこう」まで弾き切ってしまいました。
先生:「最後まで弾いちゃったね。次に弾く曲がないね」
Lちゃん:「うん・・・」
先生は「次の本、あげなきゃね?」と言って本棚の方へ行きました。
「次の本、何色だ?!」
Lちゃん:「うーん・・・みどり・・・?」
ジャーン。次の本はオレンジです!
Lちゃんは開いてみて、「うわあ、難しそう・・・」と目を丸くしています。
「そうでもないと思うよ?ほら、最初なんてドレミファソ、って順番に並んでるだけじゃない?」
「うん・・・これは弾けるかもしれない」
「ねっ?じゃ、来週はオレンジの本をやっていこうね。そして、むらさきの本も、また持ってきてね。使うから」
その使い方は、来週のお楽しみだよ!

新入生Sさんって だーれだ?

2017年05月11日 | レッスン日記(小中高生)
Sさん(大人):
今日から、ピアノレッスンに来ることになりました。
でも実をいうと、Sさんはもうピアノが上手で、ショパンのノクターンやワルツなど、独習でマスターしたレパートリーが10曲もあるのです。
もうひとつ実をいうと、Sさんは 毎年ヒバリが開いている大人のコンサート「チャティーコンサート」の常連出演者であり、ここ数年はご披露していませんが、何年か前には 毎年必ずピアノソロで出演していたのです。
さらにもうひとつ実をいうと、SさんというのはドクターSのことで、ヒバリ教室の生徒のみんなや、チャティーコンサートの常連の皆さんはよくご存じだと思います。
ここまでネタばらししてしまったので、もうここからは「ドクターS」と書かせてもらっちゃいます。

私はドクターSのピアノレッスンを きちんとするのは初めてなのですが、今日聴かせてもらったドクターのピアノタッチは、フワフワした感じがなく、ちょっと重みがあって、いい感じの音色でした。
ピアノは、弾く人によって音色も雰囲気も変わるものですが、ドクターのピアノを聴いて、ほんとにそうだなー、と改めて感じ、興味深く思いました。

曲は ショパンのワルツです。
もうご自分で一通り仕上げてある曲なので、直すところもほとんどなく、アルペジオや伴奏パターンをきれいに弾くコツなどをちょっぴりお伝えして、今日のレッスンは終わりました。
もともとお上手なドクターなので、さらになめらかな音色になっていくのを楽しみにしています。

あわてるのは真面目の証拠?!

2017年05月11日 | レッスン日記(小中高生)
Y子さん(大人):
ハ長調のラウンド・コードで「シェリー」というオールディーズポップスをやっています。
前回のレッスンのときにも、もう弾けていたと思うし、曲も覚えて出来上がってる段階のはずなんですが、Y子さんの問題は とにかくあわてて、テンポが速くなっちゃうことです。

まだよく弾けるようになってない曲でも、最初から曲本来のテンポでガンガン飛ばしてしまうので、まちがえたりつっかえたり、だらけになってしまいます。
この「シェリー」という曲は、ロックンロール時代の 軽快なテンポの曲なので、それをすっかり頭の中に覚えているY子さんは、ついついどうしても軽快なテンポになってしまうようです。
曲のイメージをよく知っている大人の人にはありがちなことなんですが、速く弾いたり、ゆったりと弾いたり、どんなテンポでも弾けるようにするのが 練習する上で大切な要素なので、あわてず自分の音をよく聞いて弾けるようになってもらいたいです。
コードを押さえるだけで合わせていた「シェリー」ですが、先週、ちょっとだけやってみた、「ベースとリズムを分けて弾く伴奏パターン」を、Y子さんはちゃんと覚えていて、それも練習してみたというので感心しました。
次回は、そのリズムで聴かせてもらうことになりました。
とても練習熱心で真面目な、そして優等生なY子さんなので、(一緒にやってるコーラス『シモキタ倶楽部』では「学級委員長」と呼ばれている)一生懸命になるあまり テンポが走ったり気がせいて間違えたり、になってしまうのかもしれません。
まちがえても「ま、いいか」と のんびりおおらかに弾けると、気が楽だと思うんですけどね。
ヒバリ先生のように。(笑)