三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

心中への招待状。

2008年04月08日 | 読書
心中への招待状―華麗なる恋愛死の世界 (文春新書)
小林恭二
文藝春秋


九平次は名作の癌だ

ここまできっぱり言い切ってしまうなんて、
すごいですね。
でも、いわれてみれば、
九平次の存在に惑わされてた面は大きい。

私は、近松の心中ものの中で、
「曽根崎心中」がいちばん好きなんですが、
その魅力、本質を余すところなく語ってくれてます!

二人が死ぬのは、九平次の策略のせいなんかではない。
恋愛の絶頂で積極的な死を選んだ、
そんな「曽根崎心中」を、
来年、ENの舞台で描けたら・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする