楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
     ・日光奥州街道ひとり歩る記
     ・おくのほそ道を歩く

五十年来の珍客

2012年09月24日 09時47分46秒 | つれづれなるままに考えること
カミサンが旧友と久しぶりに逢う約束をしたと、

朝から心うきうき出かけていった。

出かけ際にお昼を少し過ぎたら、

洗濯物を取り入れてね、と念を押された。

毎日、汗で三回は着替え、洗濯をお願いしているから、

帰ってから自分でやりなよ、とはとても言えなかった。

13時をまわったので、洗濯物を取り入れようとしたら、

ベランダの手すりに、イナゴがいるではないか。

田舎の農家の庭先ならいざ知らず、

東京の23区内、どこを見ても田んぼや畑のない、

コンクリート・ジャングルの一角にイナゴがいるのは珍しい。

誰かが飼っていたものが、逃げ出したものであろうか、

こんな珍客は、子供の時以来60年ぶりにお会いする。

洗濯ものの隙間から、早速カメラにおさめるも、

小さくてなかなかピントがあってくれない。

やっと撮れた貴重な一枚。



そういえばツバメもめっきり姿を見せなくなった。

セミは五月蝿いほど鳴いているが、

これだって何時か、いなくなるに違いない。



餌を探すにも、苦労するだろうが、

幸い我が家のベランダは、好奇心の強いおやじがいて、

沢山の鉢植えがあるから、餌になるようなものもあるかもしれない。

どうぞごゆっくりお留まりあって、

楽しく、一日でも長く生き永らえて欲しい。
コメント (10)
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