楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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サクラ漫遊記 8 最終章(ポトマック河畔のサクラ)

2019年05月18日 05時02分45秒 | ひとり歩き旅
(板橋の語源の由来となった板の橋の桜)


ソメイヨシノは美しい。

昭和、平成にかけて、ソメイヨシノが桜を代表して居たが、

残念ながら病気にかかりやすい、寿命が短いと言う欠点を持って居る。

更に、染井吉野が植えられた頃から社会の環境が変わって、

ソメイヨシノが住み難く、枝が枯れて、どんどん伐採せざるを得なくなっている。

(枯れて行くソメイヨシノ)


(その桜の伐採予告)


そこで、今、ソメイヨシノに代わって、社会環境にあった桜があると言う。

それはジンダイアケボノ。

この桜が出来たいきさつから名前は付いた。

そのいきさつは次の通り。

(日本からワシントンD.C.(District of Columbiaの略)の

ポトマック河畔に日本から贈られたソメイヨシノが他の品種との交配で実生の桜が咲いた。

その桜がAkebono(アケボノ)と名付けられ、

日本に逆輸入されたがアケボノと言う名前の桜がすでに有ったため、

これを日本では「アメリカ(米国名Akebono)」と呼ぶことにした。

この「アメリカ」の桜の接ぎ木から、

「アメリカ」とは違う品種の桜が神代植物園で生まれ、

これを「ジンダイアケボノ」と名付けた。)

少し長くなったが命名のいきさつだ。

(ジンダイアケボノ/NETより)


ジンダイアケボノの特徴は、染井吉野より開花が若干早く、花の色が少し濃い。

成長した場合、樹高は13mほどで、染井吉野より5mほど低く、

都市部でも育ちやすい、ソメイヨシノに替えて植樹を始めて10年になり、

全国で17万本ほどになる。

ソメイヨシノに替えジンダイアケボノを植樹を進めているとのこと。
                   (Wjkipediaより)

新時代の令和30年ころには、

何方かがジンダイアケボノの群落についてのブログに、

サクラの話題に掲載することを夢見て、

季節外れの「サクラ漫遊記」を閉じることにする。

長々と8回にわたり訪問頂いた皆様に厚く御礼申し上げます。

御機嫌よう ありがとうございました。



コメント (6)
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