楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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サクラ漫遊記 7-舎人公園のサクラ

2019年05月15日 05時10分40秒 | ひとり歩き旅
「舎人公園の千本桜」と言うポスターが都営地下鉄車内にに出ていた。

行くことには決めていたが、いろんな約束事が残って居て期間内行くことが出来なかった。



JR日暮里駅から舎人駅まで都営のスカイライナーが開通してから、

一度は舎人ライナーに乗って舎人公園まで行ってみたいと思って居たので、

これは良いチャンスとばかり出かけた。

舎人千本桜祭りは終わって居たが、

2日遅れの方がかえって混み合わないだろうと4/9日、舎人公園駅を降りた。

(舎人ライナーの舎人公園駅から見た公園)


(舎人公園に広さが解る)


千本桜と言うから、どのように咲いて居るのか期待はあった。

並木の様に、道路の両側に500本づつ、

桜のトンネルのようになっているだろうか,

公園の木々が全部桜なのだろうか?

舎人ライナーの高い駅舎から見ると、

公園はかなり広い。

とりあえず公園の管理事務所に行って、公園のパンフレットを貰う。

(公園の入り口1)


(公園の入り口2)


(公園の入り口3)


舎人公園管理事務所で戴いたパンフレットには、舎人公園の千本桜について、

(その昔、江北一帯は「荒川の五色桜」と呼ばれた桜の名所で、

明治45年、日本から米国に贈られたこの地の桜が、

ワシントンのポトマック河畔に植栽され、

現在世界的な桜の名所になりました・・・・と続く。

その後、レーガン大統領婦人が、ポトマック河畔のサクラのふるさとを見に来たところ、

サクラは300本ほどしかなく、

これでは寂しいと昭和56年ポトマック河畔の桜の枝を採取し、

700本の「桜の里帰り」が行われました。

その一環としてレーガン大統領夫人から、

舎人公園に贈られた桜を「レーガンサクラ」命名されました。)とある。

(舎人公園のパンフレット)


(舎人公園のパンフレットの裏面)


舎人公園は入り口に大きな池があり、

その周辺や公園の奥に、桜が千本植わって居り、少し時間が経ってしまったが、

まだまだ桜の美しい姿は残って居た。

それにしてもあまりの美しさに50枚ほどスマホで写真を撮りましたが、

皆さんに見て貰えそうなものだけ載せて、

この「サクラ漫遊記7章」を終わりにしたいと思います。

下手な写真はもう見飽きた方はパスしてください。

(池の周りの桜1)


(池の周りの桜2)


(池を泳ぐカモ)


(池の奥の桜1)


(池の奥の桜2)


(池の奥の桜3)


(テントのある風景)


(ベンチのある風景)


(だんらんの風景)


(サクラと緑の風景)


(輝く桜)


(針葉樹とサクラ)


(公園出口の桜)


自己満足の桜写真の風景を並べました。

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北京 (Beijing)(中国紀行 1)

2019年05月15日 04時29分02秒 | 上海・北京・香港・マカオ(中国紀行)
北京北京(ぺきん)というと、

思い出すクイズがある。

話し言葉で無いと面白くない。

文字では、すぐ回答がわかるからだ。


(1.東西南北の「キタ」と京都の「キョウ」と書いてなんと読む?)


回答はすぐ「北京」と回答される。


(2.「ミナミ」と京都の「キョウ」と書いてなんと読む?)


回答はすぐ「南京」と回答される。


(3.「ヒガシ」と「キョウ」と書いてなんと読む?)


話し言葉では、

ヒガシは広東の「ヒガシ」だから「トン」だから回答は?

「トンキン?」 

いやマージャンの「トーナンシャーぺー」から

「トーキン?」とひっかかる。


さて、これを中国語読みするとベイジング。

英語でもベイジング。



英語で思い出すのが次のクイズ。

英語の素養があればあるほどひっかかる。

シェクスピアのハムレットに出てくる、有名な一文。

“To be or not to be that is the question.”

「生きながらうべきか、死すべきか、それが問題だ。」

の有名なくだり。

Hamlet(ハムレット)は実在の人物であったらしい。

スペインを旅して、セゴビアというところのお城を見学したところ、

このお城にAmleth王子がいて、ハムレットと同じ境遇にあった。

この話を、旅の商人から伝え聞いて、

シェクスピアが物語りにしたという。

Amlethの名から最後のhを取って、

頭に持ってくると、Hamletになるという。


そもそも、シェクスピアは生涯、自国から一歩も出たことが無いと云われている。

それなのにこうした外国の話を良く描いている。

「ヴェニスの商人」しかり「ロミオとジュリエット」しかり。

学生時代シェクスピアの「ハムレット」を一年がかりで読んだ。

古典であるから、解らない英単語を、

オックスフォード・イングリッシューイングリッシュ・ディクショナリーを牽いて、

その辞書の意味を今度は英和辞典を引いて調べるという、

厄介な作業して読んだので、記憶に残っている。


シェクスピアを翻訳した有名な坪内逍遥は、

実に見事な翻訳をしており感心する。

“Frailty thy name is women”を

「弱きものよ、汝の名は女なり」などは素晴らしい訳で、

男尊女卑の時代に、よく女性の立場を傷つけずに訳したと思う。



直訳すると、「脆きものよ、その名は女なり」となる。

ここでいう、「脆きもの」と云うのは、「誘惑に陥りやすいもの」という意味だからだ。

逍遥は、立場が「弱きものよ」と訳したのか、定かではないが、

後に「女は弱わし、されど母は強よし」は名言となった。



最近になって、「たかが野球、されど野球」が流行ったが

言葉の使い方を真似たと思われる。話を元に戻そう。


クイズは次の通り、“To be to be ten made to be”は 

どんな意味?

先ほどからシェクスピアの話を並べて、

お読みいただいた方で、英語をよく理解された方は、ひっかかる。



そうでなくアルファベットは、ローマ字しか判らない人は、ひっかからない。

(生きて、生きて、十を作るといくつになる?)などと訳のわからない翻訳になる。


ローマ字読みをすれば、(飛べ、飛べ、天まで飛べ)でこれが正解だ。



今月はじめに、北京へ旅をした。

カミさんが万里の長城を見たいとかねてより言っていたからだ。

もともと、司馬遷が書いた「史記」を翻訳した「中国五千年の歴史」あるいは「論語」、

学生時代に読んだ「長恨歌」、

そして最近になって、井上靖著「楼蘭」「蒼き狼」「敦煌」「孔子」などから、

中国には興味を持っていたボクはすぐ旅の計画を立てた。



12月はじめの北京は、気温が低く寒かったが、

万里の長城を登るには、汗をかくことも無く、空は澄んでおり、快適であった。

昨年末に広州を訪れた時も感じたが、

中国は今、猛烈なスピードで経済的に発展しつつあった。人口12億人。

北京市には、一千百万人の人口があり、正社員として就職できるのは、

北京市に籍がある人のみという。

そうでないと市民が就職できなくなることと、

田舎から人が集まってきて、一極集中するからだという。

市外では、それでも仕事が無いから、人は北京に集まってくる。

就労人口が多くなるから、当然賃金が安くなる。悪循環である。


地方出身の人は、永久に地方籍である。

市内籍をとる方法は、男性は北京大学に入るか、兵役しかない。

女性は北京大学以外方法が無い。


中国は、結婚しても男女別姓で、生まれた子供は、父親姓を名乗り、

戸籍は母親戸籍に入るとのこと。


したがって母親が地方出身だと子供はすべて地方籍になってしまう。

なんとも不合理であるが、現状はそうゆうシステムになっている。

人口が多すぎるため、少子化政策を採っている。



少数民族は二人目も許されるが、漢民族は子供一人しか許されない。

漢民族は、二人目は罰金を取られるという。

だから二人目を罰金っ子と言うそうで、子供はみじめである。

また、罰金を取られるので、届け出をしない人が沢山いる。

人口は12億であるが、届けの無い人が何人いるか見当もつかないらしい。

日本などへ密入国するような人は、戸籍の無い人なのではないか?


しかし、豊かな人は、二人目も申請すれば許可がもらえるそうだが、

相当のお金が必要という。

平均月収3万円であるが、二人目を申請する場合、

約60万円の費用が必要とのこと。

やはりかなり豊かでないと難しいらしい。

二人目を申請して、子供が出来なかったらどうするの?

と聞いたが返事は無かった。


申請費用60万円は没収になるのだろうか。

あるいは、妊娠するまでがんばるのだろうか?

中国は広い。54の民族が暮らしており、言葉はそれぞれ持っており、

方言があり、なかなか通じないそうである。

標準語政策を取っているが、全域に達するには、まだ相当の時間が必要になるらしい。

中国が経済的に、世界と肩を並べるのに、そんなに時間は掛からないだろう。

日本にとっては、脅威になるのか、あるいは良いお客さんになるのだろうか?

2003年にそう思って居たのに、

2019年には世界第二位の経済大国になってしまっている。
コメント (8)
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