2004年02月24日のブログに載せた一文をもう一度掲載します。
題して(ライスヌはパン付)
土曜日のヴァレンタインデーに、カミさんが
小1の孫息子のM君に、チョコレートを渡すのだと、
娘と会う約束をした。
時間が昼時であったため、食事を一緒にすることになった。
レストランのメニュウを見ると、
(九つの商品から二つを選んで、御注文ください。)と、
書いてある。ハンバーグ、春巻き、牡蠣フライ、白身魚のフライ、
サーモンのムニエル、若鳥のピリカラ焼き、などなど全部で九品。
それぞれに二品づつ選んで注文、ライスつき。
小1の孫息子がメニュウを見て、
「九種類で45通り選べるってどういうこと?」と質問。
「九種類の品物を二箇づつ組み合わせると、
45通り出来るということだよ」と孫のお母さんが答える。
「メニュウの1.2.3.・・・9まであって、
1-2、1-3、1-4、1-5、・・・1-9で八通り。
2-1は1-2と同じだから抜いて、
2-3、2-4、2-5、・・・2-9で七通り
3-4、・・・3-9で6通り
とやって行くと、八通り、七通り、・・・一通りを足すと、
45通りになるのだよ」とお父さんが答えた。小1の孫は、
「ふ~ん」と言ったが、足してみると36通りにしかならない。
「どうして45通りになるんだ?」とボク。
「1-1、2-2、・・・9-9の組み合わせが入るのですよ」と
孫のお父さんが答えた。
「M君!ダブルがあるのだって!」
とボクが言うと、孫は判ったらしく、
「ダブルハンバーグにすれば良かった。」嘆くことしきり。
そのメニュウをしばらく見て、
「(らいすぬにパン付き)ってなあに?」と訊いて来た。
大人たちは一様に
「?」
メニュウを良く見たら
「ライス又はパン付」と書いてある。
やはり母親は鋭い。自分の子供が漢字の
「又は」の「又」が読めなくて、カタカナの「ヌ」にしか
読めないのを知っている。
「ここに書いてある(ヌ)は漢字で(また)と読むのよ。
(ライスまたはパンつき)とかいてあるの」孫息子は納得した。
食事を終えて駅の階段で、(おり口、のぼり口)と書いてある。
そこでボクが、
「M君!(おりろ、のぼりろ)って書いてあるよ!」というと、
「爺ちゃん!それは(おりぐち、のぼりぐち)って読むんだよ!
お爺ちゃんは読めないんだあ!」には参った。
からかってやろうと思ったのに、逆に馬鹿にされてしまった。
以上が孫が小1(2004年)の時のお話でした。
この孫も、今や大学三年生、何時かこの話を聞かせたやろうと
機会を伺っている、年寄り爺(じじい)です。
>ラストは「南無阿弥陀仏々々々々々々」
ボクの記憶では
「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。ありがたいありがたい。」
で終わっていると思いましたが。
「時代々々」「個人々々」とか「会社々々」とかは、昭和20年代頃に見掛けたらしいです。
「南無阿弥陀仏々々々々々々」(「我が輩は猫である」夏目漱石のラストに用いられています)などは、例外的な使い方だそうです。
(hide-san) さんが、「パパ」を「パ々」として使ってみたらいかがでしょう・・・読み方は同じです・・・。
この算数に少し驚きましたね。
各地に被害が出ないように願いたいです。
私の孫2人も来年は大学入試試験のために
このお盆は特訓だとかで大阪には帰らない予定。
もう一人の孫は来年が高校入試試験だけど
楽勝気分なのか息子と二人で帰ってくるらしい。
私が関東に単身赴任中に3人共に誕生したが
孫の成長って本当に早いですね。
それだけ、こちらが歳を取ってしまったというべきですかな。
光堂は先祖のお墓ではないのですね。
どうして光ってもいないのに光堂と言うのでしょうか?
この光堂は鎌倉時代に存在したと言われている「光堂」を復興したものだそうです。
本堂と同じ構造になっていると言うことなので、当時も光っていなかったのかも知れません。
思い出しました。漢字とカタカナも
紛らわしいですね。漢字からカタカナ
もひらがなもできたのですからね。
コメントでうまく誤変換で参加した積りが、
傘下出来なかったようです。
尾の話をしてやりたいと機会を狙っていますが、
夏休みだと言うのに、学校に通って毎日実験をしているそうです。
しかし、
帰りに 「おり口、のぼり口」 を 「 おりろ、のぼりろ 」 と からかったら、 しっかり 「おりぐち、のぼりぐち」は読めていたのでしたか・・・。
お孫さんは、 「 口 」 を、読めていた口でした。 まごまごしていると追い越されてしまいますね。
そういえば、今朝の拙宅の (hide-san)さんのコメントに、次のように書き込まれていました。
> 楽しそうそうですね。ボクも傘下したい。
ハイ、「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々…」 と 「参加」 してくださいね。
今は大学3年生になられてしまったお孫さんの少1の時の思い出なんですね。
微笑ましいお話でした。
>「M君!ダブルがあるのだって!」
とボクが言うと、孫は判ったらしく、
「ダブルハンバーグにすれば良かった。」嘆くことしきり。
ダブルなんてあるんですか!
それぞれの組み合わせだと聞くと、ダブルは想像できないです。
>お爺ちゃんは読めないんだあ!」には参った。
からかってやろうと思ったのに、逆に馬鹿にされてしまった。
小1のお孫さんでは、hide-sanさんの意図することがわからなかったようで。(笑)
いつかお孫さんを食事に誘って、この話をしてくださいね。(笑)