楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
     ・日光奥州街道ひとり歩る記
     ・おくのほそ道を歩く

春のめざめ

2004年02月19日 09時39分00秒 | つれづれなるままに考えること
殻破りめざめ世を知る猫柳






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陽だまり

2004年02月18日 09時40分00秒 | つれづれなるままに考えること



陽だまりの蝋梅の香にむせびおり




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春の風

2004年02月17日 09時05分00秒 | つれづれなるままに考えること



春風に紙飛行機舞い子等の声






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求愛 (散歩に出て思うこと18)

2004年02月16日 09時23分00秒 | つれづれなるままに考えること
(求愛)
春も間近になったのだろうか、今年の冬はずいぶん温かい。
薄手のコートから厳寒用のコートまで、冬のコートを
10着ほどもっているが、今年の冬は厳寒用のコートには、
一度も腕を通していない。暖冬といえる。

散歩をしていても、カルガモやユリカモメなども、
ゆったりと水上を行き来している。
冬が終わって、春が来る。
野にも、池にも、川の水面にも、着実にやってきている。

草も木も、春の息吹を見せ始めている。
梅は咲き、柳の芽は膨らみ、今にも弾けそう。
桜の花芽も気のせいか、少しふっくらして来たように思う。
木の芽もふくらみ、沈丁花の花芽がもう1cmほどに
育っている。春の夕べの、うす暗闇の中で芳香を放つ日も
間近に迫っている。

動物たちの血管が膨らみ生殖神経を刺激し、発情を促し、
自然の営みである種の保存のための求愛行為が、
盛んになる時期でもある。

1996年4月オーストラリアを旅した。
オーストラリアには人に危害を加えるような動物は少ない。
カンガルー、コアラ、ワラビー、トカゲ、ペンギンなど。
極彩色のインコを手に載せて、カミさんは大喜び。

ワイルド・ライフ・パークでコアラを抱っこして
撮った写真の笑顔を皆さんにお見せしたいほどである。

その折、カンガルーも発情期にあった。
カンガルーに与える餌を買って、何頭も跳び付いて来るのを
よけながら、観光客は餌付けに夢中になっていた。

カンガルーは御存知の通り、後ろ足でピョンピョン跳ねて
移動するが、♀カンガルーに体当たりしてきた一頭がいた。
いきなりメスカンガルーにまたがるや交尾を始めた。
ボクが若い女性のガイドさんを困らせようと、面白がって、

「ガイドさん!カンガルーがエッチしているよ!」
大きな声で話すや、ガイドさん澄ましたもので、
「珍しい場面です!皆さ~ん!ご覧下さい!」と叫んだ。
「どうぞ~!お写真を~!」さすが場馴れしている。

オーストラリアはワインの生産でも有名。
宣伝をかねて、ワイナリーでワインの試飲などもさせる。
試飲させる側も、日本人には馴れたもの、若い男女を捕まえて、
「ハイ!あなた達はハネムーン」
「あなた達もハネムーン!」とワインをついで行く。

ボクたちの番が来た。何と言うのだろうかと、楽しみにしていたら
「ハイ!あなた達は、セカンド・ハネムーン」だって...

さて、四月にオーストラリアは、日本人旅行者は殆ど新婚旅行組。
やっぱり人間様も、求愛行動の時期である。
そのためか、一月、八月生まれの方は年間を通じて一番多い。
それは春四月と、秋の十一月頃の結婚式が多いのに通じる。

動物も同じで、「春子は育つが、夏子は育たぬ」という
諺があるくらいである。
動物だけではない、草木も芽を出す時、花を開き、昆虫や鳥たちが
受粉して、実をつける手伝いをする。

自然の摂理である。

もみじが、秋になるとトンボの羽のような実をつけて、
風に乗って飛んでいくのを良く見かけるが、その実がつくための
花がいつ咲いていつ受粉するか、花はどんな形をしているか、
御存知の方は少ないと思う。この春もみじが芽を出す時に、
じっくり観察して欲しいと思います。

栗も椎の実も若芽が出る時に花が咲きますが、同じように
もみじ、かえでの類も新芽を出す時に花を咲かせます。


カルガモもアヒルも、この時期に求愛行動をし、
卵を産み育み、雛がかえります。

鳩の求愛行動をとくとご覧になった方は、ファーブルのように、
動物の観察日記でも書くと、沢山売れるかもしれません。

この間、散歩の途中で、鳩の求愛行動を観察できる
チャンスに巡り会いました。

よく見ると、群れを成している鳩も、恋人同士は一馬身ならぬ、
一羽身しか離れていなくて、いつもすぐ側にオスメスがいます。
オスのほうは体がやや大きく、メスはスマートです。
発情期のオスは婚姻色なのかどうか判りませんが、
首筋がワイン色に輝いています。

メスが歩く方向に、オスは後を追って歩きます。
何時までもズーッと後を追って歩くのです。
なにか人間のストーカーのようです。

しばらくすると、メスが立ち止まり、オスメスとも
嘴をカチャカチャと、あたかもフェンシングの剣を
交差させるように、嘴を交えます。
次に瞬間、オスが少ししゃがんだかと思うと、
口を開きます。メスがその口の中へ、くちばしを差し入れ、
何かを貰います。

胃袋にためた食べ物をプレゼントするのでしょうか?
(やっぱり鳩も、プレゼントするのは、オスなのですね!)

あるいは人間で言えば接吻に代わる行為なのでしょうか?

次の瞬間、メスが足を縮めてしゃがみ、尻尾を立てると、
オスがメスの上の乗り、サッと交尾します。

夫婦になった鳩は、群れから離れて、二羽で餌を獲ったり、
水浴びや砂浴びをしています。
どこに巣作りをしたか知りませんが、きっと二羽で
水入らずの夜を過ごすに相違ありません。

その内、卵を産み、それを温め、雛に餌を与える作業を、
根気良くするに相違ありません。

鳩は、必ず二個卵を産むとされます。しかも必ずオスメスが
生まれてくるといいます。

その卵の内の一個を、意地悪して取り上げると、
二個になるように、また卵を産むそうです。
しかし、オスメスのどちらの卵を産むのでしょうか?

この時は、三通りの組み合わせが出来ることになりそうです。
オスオスか、メスメスか、オスメスの三通りです。

それでは、そこから更に一個卵を取り出します。
すると鳩は、また卵を一個追加して産むようです。

このときの組み合わせは、どうなるでしょうか?
どうぞ、お考え下さい。

それにしても、折角夫婦になって、家庭を築いて、
子孫を増やす努力をしているのに、実験とは言いながら、
卵を取り出してみる人間の行動は、
鳩から見れば許しがたいことでしょうね。

人間ほど残酷な動物は、他にいません。
なんでも食べるし、何でも殺す。

知恵意思感情のある動物が人間というが、
もてるその知恵で考え、そのもてる意思で平和を維持し、
もてるその感情で喜びを分かち合い、
動物であるがゆえに、子孫を残していきたいものである。
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春の陽だまり

2004年02月16日 08時51分00秒 | つれづれなるままに考えること


老木の梅鮮やかに咲きほこり






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