楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
     ・日光奥州街道ひとり歩る記
     ・おくのほそ道を歩く

ー330 (余命 330日)

2004年02月04日 12時59分00秒 | つれづれなるままに考えること
(残るところ 330日)
思えば、2001年五月に入院して、手術後30日、
悪性リンパ腫を告知され、治療を拒否すれば一年、
治療しても「三年間(1096日)生存率 30%」と言われて、
治療に励んだ結果、12月7日無事退院できた。

そして早くも766日は過ぎてしまった。
残るところ 330日。

「光陰矢のごとし」というが、月日の経つのは早い。
特に歳をとる毎に、早く感ずる。

先日何かに「月日の経つ早さの感じ方」の研究発表がしてあった。
それによれば、60歳の人は、一年が六分の一に、
80歳になれば八分の一に、感じられるという。

想えば小学校のときの夏休みほど長く感じたことはない。
それが中学、高校、大学に入るに従い、
夏休みの長さが短く感じられるようになった。
そんな記憶がある。

学校を卒業して、その後の若いうちは、学ぶこと、
なすべきことが多くなり、時間を短く感じる。
60歳定年を迎えるころから、
思考に時間がかかるようになって、
時間を短く感じるようになるに違いない。

80-90歳では、頭の回転が悪くなり、
考えている時間のほうが、実行する時間より
長くなるから、時間の経過を短く感じるようになるのであろう。
いつの頃からか解らないが、正月が来ると夏を思い、
夏が来ると、クリスマスを思うようになった。
そのくらい経過する時間を短く感じる。

その時間を、どれだけ有効に使うかは、その人々によって
異なるが、年とともに、ゆったり時間を使うことをお勧めする。
思考能力が落ちているから、判断に時間を掛けたほうが、
間違いがないからである。

定年で退社するとき、人事の若い担当者から、

判断がつかないようなときは、
どうぞご連絡ください。会社にはご存知のとおり、
その道の専門家がいますので、そこにご相談くださいと、
アドバイスされている。その時はまだ若いし、
息子のような若い人事の担当者に言われて、
(それほど老いぼれてはいないぞ)と思ったが、

今頃になって、その意味がずしりとのしかかってくるように思う。
きっと、人事の若い担当者の思いつきで話したのではなく、
上司にアドバイスを受けて、退社後の諸注意の中に入れるように
言われたに違いない。

かくして老いては子に従いという格言が
当てはまる年頃になってきた。そうではないと自負しているが、
少なくも、表面上は「子(年下の方)に従う」を
励行しなければならぬ歳になってきたのだろうか?

「人の幸せは、その人の心によって決められる」と言うが,
残りの日々を幸せに過ごすための方策でもある。

あと330日。それを超えて生きながらえる事ができる人は 30%、
その30%に向かって摂生しよう!













Potora!  NTTグループ運営!