東山いこいの森の仙人

福井県勝山市にあるキャンプ場「勝山市東山いこいの森」の日々の暮らしを発信します。

出作り峠、宗教。

2013年02月04日 16時07分54秒 | 日記
 今日は、朝から 出作り集落、その村の宗教。峠道、などインターネットで 検索しています。
画面ばかり見ていて、目がウロウロになって来ました。
 白峰が中心になって書かれている 文献が多く、御所ガ原、東山、上原、奥の河内の集落からの文献は 見当たりません。





























 出作り小屋の写真が掲載されているものをパソコンにカメラを向けて、撮りました。
白峰文化圏だけでなく、今庄。大野の宝慶寺の橋本家、なども入っています。
白峰の民族資料館の民家は、外からは、一階と、三角の屋根の部分の二階形式に見えますが、
 屋根と下屋の部分にも縦壁が見えますので、三階建てになっているものと思われます。
 御所ガ原にあった源野家の写真は昭和31年の4月頃のものです。
人物の左側に見える萱葺きの三角の小屋の様なものは、
玄関へ出入りする為の雪囲い通路です。
これがあると、玄関の戸を開けても、吹雪が家の中に入る事も有りませんし、4メートルまでの積雪なら、斜めに出て行く様な感じで 出入り出来ますそれ以上つもれば、屋根の障子戸の所を使って出入りします。
3人の後ろには、夏の間 畑だった所を、縦、横3メータ、深さ7・80センチ掘って雪溶池になっています。
谷川から引い来た水道が家の中の流しのフネの中に入り、その後この池の中へと流れて来ます。
時々、谷川からイワナが泳いで来て、流しのフネの中にいたりしました。
 白山関係の本の中には、上杉喜寿先生の著書「白山」「越前、若狭の街道」など沢山の本が参考資料として使われいますが、3人の真ん中の人が、上杉喜寿先生ご本人です。
右の背の高い白い帽子を被っておられるのが、池田欣也氏が勝山市観光課の課長をされていた頃です。
一番左が父、31歳の頃です。
 加越国境スキーツアーの全盛期を築いて下さった方々です。
この方々に安心していただける御所ガ原にしなければいけなかったのに、申しわけ無い限りです。
こうして、民家の写真を比べて見ると、屋根の角度や窓の取り方、萱の葺き方など源野家が 一番良く見えるのは、私だけでしょうか。