そうなんだ。

外国語で知ったこと。

削除する   英語

2012-10-12 13:00:00 | 語学
この連休、旧友のゴンは館山で開催された海上自衛隊の 
“ヘリコプターフェスティバル” に行ったそうです。 そこで
当日抽選枠の “くじ” を見事引当て、 ヘリコプターの体験搭乗を
果たしました。 6分間の飛行とは言え、 貴重な体験は羨ましい限りです。
感激しているだけでなく、 しっかりと館山湾上空撮影もやり遂げました。

乗り物絡みの貴重な体験と言えば、 私は米国の救急車とパトカーに
乗ったことがあります。
新婚旅行でハワイのマウイ島滞在中のことです。 ハレアカラ火山から
日の出を見ようと、 まだ暗いうちにレンタカーでホテルを出発。
頂上で待機。 辺りがホンノリ明るくなると、雲海の向こうに太陽が昇って
来ました。 小声ながらも 「ワォ。」 だの 「オゥ。」 だの凹凸のある
感嘆の声と共に、 十字を切る面々。 その横で少々平たんにも聞こえる
「わぁぁ。」のため息の後、 パンパンと2回柏手を打ち、 
ご来光に手を合わせた、 その帰り道。

すっかり明るくなった見通しの良い、 信号のない交差点。
右方向から来た車とぶつかったんですね。 左ハンドルの為、 私の座る
助手席側に・・・。 気を失っていたので記憶にないのですが、
フロントガラスは砕け散り、 ガソリン漏れによる炎上を懸念した、
相手側ドライバーと新郎(新夫)が私を車内より引きずり出したそうです。

英語と日本語の呼びかけで目を覚ましたのは、 救急車の中。
首はコルセットで固定されていて動けません。 再び意識喪失。
次に呼びかけで目を覚ましたのは、 処置台の上。
「X線を撮影するが、 ベィビィーはいないか?」 と医師からの確認時。
返事をして、 また意識を失っています。

結局 “問題無し。” との診断でしたが、「すぐに眠ってしまうのが
不可解だ。 たまに起こすように。」 と指示が出ました。

聴取を終えたポリスが、 ホテルまでパトカーで送ってくれました。
座席が堅かった事と、 運転席との仕切りが金網だったことは、 覚えて
いますが、 その後の記憶は、またもやありません。

この日ホノルルに移動する為に予約してあった国内線は、 とっくに
出発済みです。 マウイにもう1泊滞在するか否か、検討の末 
夕刻便での移動を決めました。
空港ロビーの椅子でも寝ている私を指して、 事情を説明すると
「お気の毒に。」 とすぐに手続きをしてくれたそうです。

結婚式、 2次会、 翌日からの旅行中のゴルフ等々・・・。 
加えて夜明け前からのドライブで、 かなり疲れていたのでしょう。
最初の失神以外は、 睡眠だったようです。
翌日、 前日の長時間睡眠で、 すっかり元気になった若かりし私は、 
宿泊先のハレクラニホテルのプールで泳ぎ、 デューティーフリーを
初めとする各ショップを喜々として巡っています。
相方は、 何針か縫っていたので水には入らず、 プールサイドに置かれた
デッキチェアに寝そべり、 驚きの目で、 人魚になっている私を
眺めているのみでしたが・・・。

この一件。 余計な心配をかけぬ様、 両家へのお土産話からは、 
削除されています。

パソコンキーボード、 右上の「DEL」は、削除キーです。

「delete」(ディリート)・・・削除する

の略ですね。
 
コメント (4)
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