そうなんだ。

外国語で知ったこと。

ジンクス   英語

2015-04-13 13:00:00 | クリーニング店
私が受付をするクリーニング店での男性客との会話です。
男性の年齢は私と同世代だと推測されます。
彼が三重県の伊勢出身だということを知りました。

私 「伊勢神宮には何度も行かれたのでしょうね」

客 「あそこねー、 カップルで行くと別れるんだよねー」

彼が言うには、
 “伊勢神宮は女性の神様(天照大神)だからなのか
 カップルに嫉妬するらしく、一緒に行った彼女とは全員別れた”
とのことです。 
これを聞いて、私はニッと笑って言いました。

私 「あら、それじゃぁ、私も夫と行かなくちゃ」

ここで使い古しの表現で書くならば “(笑)” のはずだったのですが
どうも意味が通じなかったようで

客 「夫婦だったら大丈夫みたいだよ。 うん、大丈夫」

と、あわてて “安心して伊勢神宮をお参り下さい” の
地元アピールモードに入りましたので

私 「それじゃぁ、 わざわざ遠方まで行ってもしょうがないかも」

今度こそ “(笑)” のはずも、 またもや通じず。
同年齢の女性なら、きっと通じるブラックジョークだと思うのですが・・・?

ところで
このような時に使う (ジンクス) という言葉です。

 カップルで行くと別れるというジンクスがある

“縁起をかつぐ対象となる物事” で、 縁起の悪い事にも
良い事にも使っています。

スケートの浅田真央選手のジンクスは左足からリンクの乗る。
野球のイチロー選手のジンクスは毎朝奥さんの手作りカレー。

しかし、この縁起の良い方は和製用法だそうです。
英語のジンクスにラッキーは含まれません。

「jinx」(ジンクス)・・・縁起の悪い物(人)

黒猫が目の前を横切ると・・・等の縁起の悪い事のみに使われます。

知ってしまうと、ここは日本だからと割り切っても
ケチがつきそうで、縁起良いことに使う気がしません。

良い事に対しては、 少々古臭い言葉ですが 
“験担ぎ(ゲンカツギ)”
という日本語を使おうと思いました。

縁起良いことには “ゲンカツギ” という言葉を使うのが
私の “(ジンクス改め)ゲンカツギ”  です。
 




コメント (4)
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