彦根では『ひこね市民大学講座』というイベントが毎年行われ、何名かの方の講演やイベントが行われています。
2009年も5講座が予定されていて、7月18日は今年2回目の講座「講談で学ぶ近代史・講談二席」が開講されました。
今回は、講談師の神田鯉風さんが『石田三成と直江兼続、そして井伊直政』、神田陽司さんが『坂本龍馬と井伊直弼』というお話をして下さいました。
講談ですので物語を流れるようにそして迫力ありながら話して下さるモノですから、もちろんじっとメモを取りながら聴く物ではありません。
テンポよい口調と、時々響く紙ハリセンの音で物語が進んで行きます。
鯉風さんは、直江兼続の人生を追いながら石田三成との邂逅や密約を進められていきました。
井伊直政というタイトルも入っていますが、一言しか出てこなかったのはご愛嬌(笑) 話の途中で「井伊直政という依頼をいただいていたけどもう2ヶ月早く言って欲しかった」とのクスッとする事も言われていましたが、今度は井伊直政話も聞いてみたいものです。
兼続の話は、大河ドラマ『天地人』の出演者の印象を間に入れながら進めて行かれ、「講談でもこういう現代風なアレンジができるのか」と決して敷居の高いモノでは無い事を教えてもらいました。
陽司さんは、前半で桜田門外の変の前夜の井伊直弼を長野主膳との会話と言う形で語られ、後半では勝海舟を殺しに行った坂本龍馬の一席を語られました。
また、当時の日本の思想の難しさを小さな村の和菓子屋さんを題材にして簡単に説明されとても分かり易く面白かったです。
講談を表現するのは難しいので、生で感じて下さるのが一番だと思いますが、広い会場を使っていた割に来客数が少なく、せっかくのイベントも講師の先生に失礼な気がしました。
彦根市のイベントの割には役所の職員さんや議員さんもあまり目にしなかったですし、「教育委員会さんがこんなに良い企画を実行しているのに、彦根はこれで大丈夫か?」との恐怖感はますます大きくなったのは否めません。
また、講談中に携帯電話を鳴らされてなかなか消されないお客さんも居られました。
神田陽司さんは、それすらもネタとして講談に入れられる臨機応変な対応をされましたが、同時に彦根のモラルの低さを伝えてしまった気がして悲しかったです…
でも、講談を生で観れた事はいい経験でした。
今度からは、モラルも市としてのやる気も考え直した上でもっと素晴らしいイベントが行われていく事を望みたいです。
2009年も5講座が予定されていて、7月18日は今年2回目の講座「講談で学ぶ近代史・講談二席」が開講されました。
今回は、講談師の神田鯉風さんが『石田三成と直江兼続、そして井伊直政』、神田陽司さんが『坂本龍馬と井伊直弼』というお話をして下さいました。
講談ですので物語を流れるようにそして迫力ありながら話して下さるモノですから、もちろんじっとメモを取りながら聴く物ではありません。
テンポよい口調と、時々響く紙ハリセンの音で物語が進んで行きます。
鯉風さんは、直江兼続の人生を追いながら石田三成との邂逅や密約を進められていきました。
井伊直政というタイトルも入っていますが、一言しか出てこなかったのはご愛嬌(笑) 話の途中で「井伊直政という依頼をいただいていたけどもう2ヶ月早く言って欲しかった」とのクスッとする事も言われていましたが、今度は井伊直政話も聞いてみたいものです。
兼続の話は、大河ドラマ『天地人』の出演者の印象を間に入れながら進めて行かれ、「講談でもこういう現代風なアレンジができるのか」と決して敷居の高いモノでは無い事を教えてもらいました。
陽司さんは、前半で桜田門外の変の前夜の井伊直弼を長野主膳との会話と言う形で語られ、後半では勝海舟を殺しに行った坂本龍馬の一席を語られました。
また、当時の日本の思想の難しさを小さな村の和菓子屋さんを題材にして簡単に説明されとても分かり易く面白かったです。
講談を表現するのは難しいので、生で感じて下さるのが一番だと思いますが、広い会場を使っていた割に来客数が少なく、せっかくのイベントも講師の先生に失礼な気がしました。
彦根市のイベントの割には役所の職員さんや議員さんもあまり目にしなかったですし、「教育委員会さんがこんなに良い企画を実行しているのに、彦根はこれで大丈夫か?」との恐怖感はますます大きくなったのは否めません。
また、講談中に携帯電話を鳴らされてなかなか消されないお客さんも居られました。
神田陽司さんは、それすらもネタとして講談に入れられる臨機応変な対応をされましたが、同時に彦根のモラルの低さを伝えてしまった気がして悲しかったです…
でも、講談を生で観れた事はいい経験でした。
今度からは、モラルも市としてのやる気も考え直した上でもっと素晴らしいイベントが行われていく事を望みたいです。