2月22日はニャン(2)ニャン(2)ニャン(2)でネコの日だそうです。
嘘じゃありません、本当です。
と言う訳で今回は『ネコの日本史』
現在人が知っているネコはリビア猫という種類の猫にネズミを捕る目的を与えて飼いならした種類で正式に“イエネコ”と言います。
また、ネコという言葉自体が“ネズミを狩るネコ”という意味で、鳥を狩るネコは“トコ”というと昔聴いたことがありますが、もしかしたら騙されたかな?なんて思っています。
(だって、ちゃんとした事を調べても出てこなかったもん・・・)
真相を知っておられる方は教えてください。
また、別の話では“寝る子”でネコだとも聞いた事もあります。
さて、イエネコは日本で昔から生息していた生き物ではなく、奈良時代に仏教伝来と一緒に日本にやってきたのです。
その役割はネズミから経典や仏像を守る為だったと言われています。
それ以前はヤマネコは居たらしく、考古学の発掘ではヤマネコの骨は出土したりしているのです、でも生息数はそんなに多くなかった筈ですよ。
ただ、最近になって姫路市でネコの物ではないかと思われる足跡のついた須惠器が発見されました。
もしこの足跡が間違いなくネコでしたら、ネコの渡来は6~7世紀初頭の古墳時代以前となってしまうのです。
ちなみに、古代中国ではイエネコがポピュラーじゃなかったために十二支にネコが入っていないと考えられているんですよ。
さてさて、日本にやってきたネコは、貴族のペットとして愛され、平安時代には多くの文献に登場するのです。
そんな中の一つが、平安時代に嵯峨天皇が小野篁に出した問題です。
《問題》
「子子子子子子子子子子子子」
これは何と読むでしょう?
はきり言って分かりませんね、管理人が最初見た時も全く分かりませんでした。
しかし、小野篁は子孫に小野小町が居るし、夜は地獄で閻魔大王の側近として働いていたくらいの文学の学者だったので、この問題を簡単に解いたと言われています。
答えは「猫の子の仔猫、獅子の子の仔獅子」
子という字は“ね”“こ”“し”とも読む上に昔は“の”の字は削除される事が多かったので(例えば“えちぜんのかみ”を漢字で“越前守”と書くみたいに)、こう読めるそうですが…
出題する方もする方なら、答える方も大概ですよね(汗)
平安時代はこう言った言葉遊びが結構流行っていたし、そういう頭の回転が必要とされていたのです。
『枕草子』を読むと現代の感覚では清少納言が嫌味に思える事が多いのですが、実はそれくらい機転が利く方が朝廷で重宝されたんですよ(それを考慮しても清少納言には嫌味な所がありますがね)。
そして、ネコがいかに一般的だったかも分かるエピソードですね。
そんなネコのキャラクターが“ひこにゃん”を始めとして“しまさこにゃん”や“いしだみつにゃん”“やちにゃん”など彦根では多く見られるようになりました。
ネコを愛し、ネコに出会える町・彦根
何かいいと思いませんか? ネコの日をきっかけにネコと彦根のつながりも注目してみるのもいいかもしれませんね。
嘘じゃありません、本当です。
と言う訳で今回は『ネコの日本史』
現在人が知っているネコはリビア猫という種類の猫にネズミを捕る目的を与えて飼いならした種類で正式に“イエネコ”と言います。
また、ネコという言葉自体が“ネズミを狩るネコ”という意味で、鳥を狩るネコは“トコ”というと昔聴いたことがありますが、もしかしたら騙されたかな?なんて思っています。
(だって、ちゃんとした事を調べても出てこなかったもん・・・)
真相を知っておられる方は教えてください。
また、別の話では“寝る子”でネコだとも聞いた事もあります。
さて、イエネコは日本で昔から生息していた生き物ではなく、奈良時代に仏教伝来と一緒に日本にやってきたのです。
その役割はネズミから経典や仏像を守る為だったと言われています。
それ以前はヤマネコは居たらしく、考古学の発掘ではヤマネコの骨は出土したりしているのです、でも生息数はそんなに多くなかった筈ですよ。
ただ、最近になって姫路市でネコの物ではないかと思われる足跡のついた須惠器が発見されました。
もしこの足跡が間違いなくネコでしたら、ネコの渡来は6~7世紀初頭の古墳時代以前となってしまうのです。
ちなみに、古代中国ではイエネコがポピュラーじゃなかったために十二支にネコが入っていないと考えられているんですよ。
さてさて、日本にやってきたネコは、貴族のペットとして愛され、平安時代には多くの文献に登場するのです。
そんな中の一つが、平安時代に嵯峨天皇が小野篁に出した問題です。
《問題》
「子子子子子子子子子子子子」
これは何と読むでしょう?
はきり言って分かりませんね、管理人が最初見た時も全く分かりませんでした。
しかし、小野篁は子孫に小野小町が居るし、夜は地獄で閻魔大王の側近として働いていたくらいの文学の学者だったので、この問題を簡単に解いたと言われています。
答えは「猫の子の仔猫、獅子の子の仔獅子」
子という字は“ね”“こ”“し”とも読む上に昔は“の”の字は削除される事が多かったので(例えば“えちぜんのかみ”を漢字で“越前守”と書くみたいに)、こう読めるそうですが…
出題する方もする方なら、答える方も大概ですよね(汗)
平安時代はこう言った言葉遊びが結構流行っていたし、そういう頭の回転が必要とされていたのです。
『枕草子』を読むと現代の感覚では清少納言が嫌味に思える事が多いのですが、実はそれくらい機転が利く方が朝廷で重宝されたんですよ(それを考慮しても清少納言には嫌味な所がありますがね)。
そして、ネコがいかに一般的だったかも分かるエピソードですね。
そんなネコのキャラクターが“ひこにゃん”を始めとして“しまさこにゃん”や“いしだみつにゃん”“やちにゃん”など彦根では多く見られるようになりました。
ネコを愛し、ネコに出会える町・彦根
何かいいと思いませんか? ネコの日をきっかけにネコと彦根のつながりも注目してみるのもいいかもしれませんね。