表題は「日本の公取が世界のGAFAの一角の雄 Goggle を独禁法違反の疑いで排除命令」との報です。
【22日米グーグルがスマートフォン端末のメーカーに対し、自社の検索アプリを優先的に入れるよう不当に働きかけたとして、公正取引委員会が独禁法違反(不公正な取引方法)の疑いで、違反行為の取りやめなどを求める排除措置命令を同社に出す方針を固めたこと】が関係者への取材で分かったとマスコミの報です。
『ネット検索サービス市場でトップシェアのグーグルが、競争を不当に妨げていると判断した。公取委が「GAFA」と呼ばれるグーグルなど巨大IT企業に同命令を出すのは初とみられる。すでに処分案を通知しており、意見を聴いた上で処分を正式決定する』と付け加えられています。
既に同様の指摘はEUでは2年程前から具体化されていますので、やっとEU並みの取り組みですが「30年も前では考えられないような(日本の)公取の取り組み」に驚いています。
「Googleがどのように対応しますかね?」
冷たい目で、goggl の回答を見守っています!
写真:米グーグルのインターネット閲覧ソフト「クローム」のロゴ(ゲッティ=共同)
産経新聞:
米グーグルがスマートフォン端末のメーカーに対し、自社の検索アプリを優先的に入れるよう不当に働きかけたとして、公正取引委員会が独禁法違反(不公正な取引方法)の疑いで、違反行為の取りやめなどを求める排除措置命令を同社に出す方針を固めたことが22日、関係者への取材で分かった。ネット検索サービス市場でトップシェアのグーグルが、競争を不当に妨げていると判断した。公取委が「GAFA」と呼ばれるグーグルなど巨大IT企業に同命令を出すのは初とみられる。すでに処分案を通知しており、意見を聴いた上で処分を正式決定する。
関係者によると、グーグルは遅くとも2020年以降、自社の基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載するスマホ端末の一部メーカーに対し、アプリストア「グーグルプレイ」の搭載を許可する代わりに、初期状態の端末に「グーグルクローム」などの自社アプリを併せて採用させた上で、画面上でのアイコンの配置も指定した疑いがある。
また、ライバル社のアプリを搭載しないことなどを条件に、収益の一部を分配する契約を結んだ疑いもある。
(引用終わり)