王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

構造改革と官僚の弊害 

2005-10-05 15:34:26 | 官僚と構造改革
昨晩朝日テレビの“センセイ教えてください”という番組を見てしまった 若いタレントが学校の先生や代議士先生にいろいろ問題を出して面白おかしく回答を聞く3時間であった サラリーマン増税、年金(社会保障)、財源としての消費税、公務員定員削減、特別会計の整理、はては憲法9条改正まで改革の対象となる案件のオンパレードであった どれか一つだけでも国民的合意(郵政民営化のように)を取りまとめる素案を出せばセンセイ方は国会議員として国民に答えた事になる さて与野党議員の論戦では意見のかみ合う事案も有るのだが官僚(省庁と言い換えても良い)の反対をつぶさないと実現が難しい様だ 官僚の利権には勿論族議員や業界人がそれぞれの立場でぶら下がっている 官僚の弊害
                          
そもそも官僚とは“大東亜戦争前は天皇親政という虚構に輔弼の臣(天皇のなすべき事或いはなさぬべき事を奏上しその結果に責任を持つ者)を置き(彼らが権力の実態)その実行を官員官吏が行った この官員官吏が戦後になって亡霊のごとく徘徊している姿の別称である”
昭和天皇は昭和20年8月自ら終戦の決断をなされ政治の場から身を引かれた 天皇に忠誠を誓うが故に清廉潔白であるはずなのに忠誠を誓う対象が無くなり実務上の権限を握ったまましかも国会議員と異なり選挙による国民の監視を受けないのであるから堕落するのは当然と言えば当然 年金の掛け金を経費に流用 マッサージ器からゴルフボールの購入 格安官舎 調査費をプール 飲み食いや送別費に 採算無視の豪華施設の建設 官製談合 天下り先の子会社設立等 ワイドショーのネタに事欠かない まだまだ有るけど不愉快だから書かない 吏道不心得につき切腹 お家断絶 知行召し上げは当然である 民主党が先のマニフェスト?で高級官僚に政権党の政策に従うか否か問うと書いたのは珍しく正しい 

行政の改革には特別会計に手を入れて反対する官僚や族議員は国民おちょくり罪で即逮捕 彼らのギョーセイシドウ他 法の目にも触れない権限を根こそぎにしないと駄目
センセイ達が言っていた 官僚が問題と その言やよし でも誰がやるの?と思う 爺はマッカーサー元帥かと思ったが 答えは首相の強いリーダーシップの下 内閣府に省庁横断的に一元管理する“改革実施所(爺の言葉)”を作れだって 賛成する 小泉総理すぐやって

 


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