王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

少子化問題 その2 やがて世界中でも

2005-10-21 19:00:41 | 少子化問題
今朝ラジオを聞いていると占い師細木さんがラジオで少子化問題について話をしていた 子供を育てる若夫婦に助成金を離婚してもお母さんに一人なら幾ら二人なら幾らと子育て可能な助成金を出せば離婚を気にせず子育てが云々と 少子化問題が国民的課題になってきた 9月24日のブログにその1を書いたが説明不足なので煩瑣をいとわづ書き加える 厚生省社会保障・人口問題研究所が平成14年1月に発表した日本の将来推計人口:総人口 2000年1億2693万人 2006年1億2774万人を最多として2050年には1億0059万人に減少する 45年間で2715万人の減少 率で表せば21%の減少である 2100年には6260万人としている
 
では世界の人口は?国連経済社会局の2005年人口推計によれば2050年には91億人 別の情報や上位推定値をとれば100億人となる 2100年にはどの様であろうか IEAの2020年エネルギー問題の説をとれば天然資源 言い換えれば工業生産の基礎材は2020年をピークとして1900年の半分量に落ち2050年には0に近くなる 一人当たりの食料も工業生産も急速に低下する 増加している世界人口も2050年の100億人をピークに2100年には現在とほぼ同数の60数億人となり以降下降線をたどる
増えてるという世界人口も日本に遅れること45年で伸びが止まり以降減少する


つまり日本の人口も世界の人口も地球という生命体の出すエネルギーの多寡による影響を受けての増減であって金を出せば増えたり女性に子育ての加重を掛けるから増えないという次元の問題では無いのです 勿論 幼児や子持ちの夫婦に爺婆より厚く援助をする それはそれで宜しいことですが アフリカやアジアの貧困地帯でも子供を生まなくなるのですからね 
  

既に年代別では短大や一部四年生大学では定員割れ 幼稚園だって爺が若い父親だった時は願書をもらいに朝早くから門前に並んだもんだ いまは違うみたい ベビー用品屋さんも大変でしょう 話は変わるが墓地の売込みだってもう飽和と友人が言う こんな状態の上に確実に人口減が加わってゆく これが人口問題の問題たるゆえんです 1998年に小渕総理が40兆円とも80兆円とも言われる赤字国債をばら撒いて景気浮揚を試みたが全部駄目 このうち40兆円が60年国債とすると今の人口の4分の3の人口でそれ以前の借金も含め返す とても出来ることでは無い お神輿の担ぎ手が減って荷が重くなるとはこの事です 実際には地域別に減少の度合いが強調されますから人よりヒグマが多かったり猪や鹿が多い所が出かねません
空き地には野菜を育て古い缶詰や衣料品も捨てないタンスにユーロを隠す友人と物々交換をする 信頼の出来る生産者と米や麦のじか取引をする 突然の預金封鎖や新円発行に1-2ヶ月はいつでも耐えられるように家力を高めましょう 地震対策の一環として強化しましょう
    
コメント
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