２００３年度 社会福祉給付費 ８４兆円

最近　厚生省国立社会保障人口問題研究所が２００３年度の社会保障の給付費(年金医療介護)が８４兆円余りと発表した　爺は考えた　たしか２００５年度の予算は８２兆円余り　年度は多少違うけど　８２兆円で８４兆円の支払い　山より大きな猪が出た　どうしてだろうと必死こいて考えた　　　
　
最近はブログのお陰で野に居る賢人がいろいろ調べてくれて発言している　それによれば８２兆円の一般会計の他　な-なんと３１の特別会計なるお財布があり重複する予算の出入りを整理すると２０５兆円ほどが国民の厳しい監視を逃れて所管の省庁の役人によりまあ適当に処理されている　これが役人の利権であり族議員が群がる金の元なのか　年金は年金特別会計からであろうし爺が払っている健康保険料や介護保険料もどこかに積み立てられているのだろう　２８９兆円(82＋205)に占める８２兆円の割合が(話を単純にするため２年の時間差は無視)適切であったかどうか　そして今後どのようにするのが適切なのかを議論しなければ拙かろう
　
もろもろの掛け金を目的のため積みたてず一部を経費に使い役人による贅沢三昧　無責任ぶりの出来る種がこれであったのだ！恐らく株価安定のためのPKO基金とか円高防止のための基金もどれかの特別会計で赤字を膨らませ垂れ流しされていたのであろう　
　

過日の予算委員会?で小泉総理と民主党の前原さんが特別会計につき珍しくかみ合った会話をしていた　そもそも国会は案件につき国民的合意を得る場であるから総論賛成となれば与党は速やかに実行してください
聞き流すと最後はジャパニーズ円の信用崩壊　ハイパーインフレ　ついには　預金封鎖、デノミネーション、新円発行　爺たちは６０年前に見た悪夢をも一度見ることになる　それだけはやめて