王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

りんごで思い出すこと

2005-10-27 08:25:47 | 生活(地域)
ご近所から到来物のりんごのお福分けにあづかった サン北斗との銘柄で青森産との事 とても良い香りがしている ♪私は真っ赤なりんごです 生まれは遠い北の国 りんご畑のおじさんに箱に詰められ汽車ぽっぽ 町の市場につきました なんて童謡を突然思い出した りんごは木箱の中で籾殻に埋もれて果物屋に届いたものだ
 

爺が子供の頃はお母さんが新聞紙で袋張りの内職(りんごやみかんその他買い物の包装用に新聞紙で作った袋を利用)や造花作りもあった 百枚あるいは百個で1円とか労力の割りにとてつもなく安い工賃だった 中学生のころから中卒者の集団就職 上野駅はりんごの産地に限らず東北地方からの就職列車がニュースになる頃であった 

いつの頃からであろうか 夫婦共働きになり新所帯で爺婆がいないから保育所に子供を預ける 女性の社会進出で男性の給料が相対的に下がり夫婦で働かないと生計が維持できなくなった 子供の家に帰る時間に主婦が家に居ない 家庭で教育できないものを学校で教育なんか出来ない 学級崩壊 高校浪人 フリーター ニートとどこか心棒が狂ってしまった 心棒の位置がづれてしまったので回るに従ってエキセントリック(円でない歪んだ軌跡を描く)になる

りんごでも食べてどうすれば良いかを考えよう      
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする