王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

財政再建と福祉

2005-10-16 13:27:05 | 税、年金、国保
朝サンデープロジェクトを見た ’06どうなる税制改正の場面に与野党幹事長が出席 司会の田原さんに’05 つまり今年既に1兆円以上の増税がなされているがこれはサラリーマン増税ではないかと鋭く問いつめられ少子高齢化時代だから福祉で納税者に返る部分もーーなんて苦しい弁解をしていた

オブザーバーのインサイダー編集長高野氏より有意義な発言があった“定率減税廃止とか、xx控除廃止とか財務省主導による一項目毎の辻褄あわせを説明したり批判していては駄目 増税並びに冗費節減でどういう安全を提供するのか全体の像を示さないと”真にもっとも 

少子高齢化で社会保障費(年金医療介護などと思う)は自然増だけでも1兆円は財源を確保せねばとの与党の幹事長が強調するのに民主党鳩山幹事長が珍しく良いことを言った 何も社会保障の全てを国がやる必要は無く医療その他地方政府に任せた方が実態に合う 国のやることは外交 軍事他13ほどに限れば良いと 真に良い意見だ 爺も大賛成 雪の降るところ晴れの多いところ 医療費の多い県少ない県
長寿の県短命の県 医療介護は地域ごとに要求度が違って当たり前 そもそも介護なんて国がやる様なものでない まず家族、地域、せいぜい市町村 小負担軽介護重負担重介護 それぞれ地域の実情 人の生き様で決めれば良い

社会福祉なんてソ連共産党で失敗した残像です 昔フルシチョフが社会主義社会から初期の共産主義に移ったとしてモスクワ市内のレストラン食堂でパンの無料配布を行った 一ヶ月もしない内に取りやめ まづ持ち帰る人が多くてパンを作るのが追いつかない 無料のパンを手にした市民は食べる他余れば豚や鶏の餌にしたそうだ 

原価を意識できない供給をしても無駄になるだけという尊い教訓です 
コメント
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